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発達障害の子へのネットいじめ。スマホ等の利用時間が増えて

time 2020/06/11

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発達障害の子へのネットいじめ。スマホ等の利用時間が増えて

新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、スマホやPCなどを利用する時間が多くなったことにより、いじめのリスクが増加すると発達障害の人を支援する人たちは指摘しています。
スペクトラムサポートの最高責任者のキャサリン・ピルブームはSNSに発達障害の人たち全員の不安、怒り、いじめが集まってきているといいます。
「私はSNSで恐ろしいことが起きたのを見ました。
発達障害の子をもつ親や、発達障害の大人がひどいことを言われ、いじめられていました。
こうしたネットでのいじめは見た人を感情的に傷つけるだけでなく、発達障害の人たちを本当に傷つけています」
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いじめは自閉症スペクトラム障害をかかえる成人の多くが経験しています。
発達障害や知的障害をかかえる子どもたちにiPadを贈る活動を行っている慈善団体のキーリーズ・コーズがあります。3年前に10代のキーリー・マーフィーが始めました。
現在16歳のキーリーは幼い頃に自閉症スペクトラム障害と診断されています。
iPadを利用することで、学習がしやすくなることを体験してきました。
キーリーの母親であり、この慈善団体のディレクターであるシャロンによれば、キーリーもSNSでいじめられたことがあるといいます。
そしてそれはキーリーの健康に深刻な悪影響を与えました。
「SNSでいじめられると、逃げる場所がないように感じます。
いじめが発生したら、すぐにブロックしてママ、パパ、きょうだい、親しい友達などにすぐに知らせてください。
そうした行動をとることで、いじめを受けている人は力を得て、自分を取り戻すことができます」
i3自閉症スペクトラムの子どもたちには、関係する人たちを理解して交渉することは簡単なことではありません。
コミュニケーションが難しい場合があります。
これらは、いじめにつながるリスク要因だと考えられます。
また、学校の文化と発達障害についての理解の欠如もリスク要因になります。
それに対して、回復する力、支えとなる友だち、自尊心が、自閉症スペクトラム障害の子どもたちをいじめの悪影響を避けるのに役立ちます。
母親のマーフィーは、キーリーは過去のいじめの経験から回復する力をつけ、SNSでいじめを行う人はすぐにブロックするようにもなったといいます。
いじめにあったら、それは我慢せずに信頼できる大人に話してください。
(出典:豪BLUE MOUNTAIN GAZETTE)(画像:Pixabay
いろいろ考えずに、まずブロックしてください。
そして、親などに相談してください。
悪いヤツほど、親に言うな、先生に言うなと言いますが、むしろ積極的に言ってください。
悪党のお決まりです。
警察には言うなよ。そういう犯罪者と同じですから。
発達障害の子がいじめられるのは、不公平な行いも受け入れるから

(チャーリー)


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