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発達障害の子がいじめられるのは、不公平な行いも受け入れるから

time 2018/05/06

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発達障害の子がいじめられるのは、不公平な行いも受け入れるから

発達障害の子どもたちが、いじめられてしまうことが多いのは、不公平な行いも受け入れてしまうためだと心理学者が伝えています。

「私たちの研究結果では、自閉症スペクトラム障害の子どもたちは、自分の利益を優先しないために他の人からの不公平な行為に対して許容してしまうことを示唆しています。」

英ランカスター大学のカラム・ハートリー博士とソフィー・フィッシャー博士の研究では、話しながら行うトレーディングゲームに子どもたちに参加してもらいました。

人形を相手にチケットを使って、心理実験の最後通牒ゲームと独裁者ゲームを行います。

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■ 最後通牒ゲーム
AとBとで何かを分けようとした場合に、Aがその分配のしかたを決めて、Bがそれを認めた場合にはAもBももらえるが、Bが拒否をした場合にはAもBももらえない。

例えば、AとBとで1000円を分ける場合に、Aは自分が999円、Bは1円とBに提案をした。Bはその提案を拒否したため、AもBもどちらも結局0円となった。

■ 独裁者ゲーム
AとBで何かを分けようとする場合に、Aが自分だけでその分配のしかたを決められる。

例えば、AとBとで1000円を分ける場合に、Aは自分が999円、Bに1円を渡した。

 

独裁者ゲームでは、自閉症スペクトラム障害の子どもたちのグループ、そうでない子どもたちのグループどちらも、相手と同じだけを分配しました。

しかし、最後通牒ゲームになると自閉症スペクトラム障害の子どもたちは相手と同じくらいにもらおうとしたのは、そうでない子どもたちよりも37%も低く、自分には一枚しかチケットを与えない自閉症スペクトラムの子どもはそうでない子どもの3倍もいました。

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「自閉症スペクトラム障害の子どもたちはそうでない子どもたちに比べて、拒否をされて何ももらえないよりも、不公平な条件でも受け入れて、確実にもらえるほうを選ぶのです。」

博士たちは、この2つのグループの報酬に対する違いは、社会的および認知的な発達の不足と関連している可能性があることを示唆します。

「お互いの利益を考えて、不平等にならないようにものを分かち合うという考えは、人が社会で生活していくのには重要なことです。

子どもたちにはお互いの利益を尊重する重要性を教え、不当なことを行わないように、お互いにとってよい利益の共有のしかたを教えていくことによって、いじめをなくしていかなければなりません。」

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(出典:英Medical Xpress)(画像:Pixabay

0円になるよりも1円のほうがよい、なので確実に1円を得るために相手に999円上げてしまおう。

すごく合理的に考えているのだと思います。

多くの人が冷静さを失ったような状況の時には、合理的な判断をできる、頼りになる考えや見方をくれるかもしれない人です。

いじめなんてもってのほか、絶対に許しません。

発達障害のアニメ、多くの子どもに見てほしい。

(チャーリー)

 

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