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走り続けて発達障害を乗り越えてきた青年

time 2016/09/08

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

走り続けて発達障害を乗り越えてきた青年

米サクラメントの青年は走ることで進化を続けています。その一歩一歩で、どんな障害も乗り越えてきました。
笑顔のその青年は、家族や友達からの愛情とともに、やっと落ち着ける自分の場所を見つけることができました。
サクラメントのマッキンリー公園で、その青年、ジョン・アルメダに会うことができました。
一緒に走り続けるのは簡単ではありません。
ジョンは22歳。発達障害があります。3歳の時のある晩に、彼の人生は大きく変わりました。
「ある晩をすぎて、次の朝から、突然わずかな言葉しか話すことができなくなりました。」と母親が言います。

「発達障害がなくても大変なのに、ジョンの場合には感情を表現することもコミュニケーションを行うこともできないので、思春期の頃は特に大変でした。
もう、どうしていいかわかりませんでした。
そこで、長い距離を歩くようにしました。
そして、歩くことからジョギングをするようになってきました。
ある日、競技場を見つけて入ってみると、息子は走り出しました。ものすごく速く。」
いくつかのちょっとした競技に参加して、彼の世界は広がりました。
1マイル(1.6km)を5分で走る彼の走りに、多くの人が目を見張りました。
それは、まるで彼の頭が深く深呼吸をしているかのようです。彼のポジティブなエネルギーが爆発します。たびたび起きる不安障害も吹き飛んでしまいます。

スペシャルオリンピックスの地方大会で彼は走り始めました。
それから、他の青年たちも経験をする多くの苦労を乗り越えてきました。
走り始めてから、ジョンは多くのことができるようになりました。
彼はアクセサリーを作ったり、夜ご飯を作ったり、車を洗ったり、芝生を刈ったり、犬と散歩したり。

ジョンと家族はフライ・ブレイブ募金を立ち上げました。
特別支援が必要な若い男性や女性が、成人になるのにあたって抱える困難に対する支援を行うことを目的としたものです。
ジョンはマッキンリー公園で、毎週土曜日に一緒に走るランニングクラブも始めました。
誰でも一緒に参加することができます。

(出典・画像:米CBS
フォレスト・ガンプを思い出しました。
走ると楽しいですよね。
たまに手を引いて子どもと一緒にダッシュしたりすると、おかしな笑い声とともに本当ににいい笑顔を見せてくれます。
その笑顔を見ると、どんなに大きくなっても、もっと小さかった頃と変わらずにいつもとてもうれしくなってしまいます。

走るのではなく、踊る方もいらっしゃいました。
道行く人を楽しませるバス停のダンサー

(チャーリー)


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