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自閉症の子の多くが過読症(ハイパーレクシア)をもっている

time 2020/11/17

この記事は約 3 分で読めます。

自閉症の子の多くが過読症(ハイパーレクシア)をもっている

自閉症の子どもがカナダのケベックにある有名なコンビニエンスストアの名前を車の中で大声で話したときに、両親は耳を疑いました。

今まで言葉を発したことがない4歳の子どもが、車で通り過ぎたときに、どうして看板を読めたのでしょうか?

5歳までに文字や文字群を解読する能力を持つ、子どもの過読症(ハイパーレクシア)に、カナダのモントリオール大学の生物医学科学の博士号候補であるアレクシア・オストロレンクは興味を持ちました。

「これは科学的には未知の現象ではありませんが、私たちはそれを探求し始めたばかりです」

これまでの研究で、発達障害の自閉症の子どもの6~20パーセントが過読症であることが示されています。
しかし、オストロレンクはもっと高い割合である可能性があるといいます。

「親や医療スタッフがそれに十分な注意を払っていないために、気づいていないのです」

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子どもが磁気ボードの文字を使って体系的に遊んでいたりする場合、文字を書くことに夢中になっているのかもしれません。
タブレットで文字を読むことで外国語の学習を始めることさえ知られています。

「自閉症の子どもがYouTubeで動画の字幕を書くことができるようになったという報告もあります」

モントリオール大学の精神医学のローラン・モットロン教授が監修する論文の一つとして、オストロレンクは自閉症の子どもたちの過読症について研究を行っています。

それはいつ現れるのでしょうか?
どうして、そうなるのでしょうか?

オストロレンクの発見は、自閉症の子どもたちの療育の改善につながることが期待されています。

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「長い間、過読症は一種の強迫観念だと考えられていました。
そのため、それをなくそうとする医師もいました。
私は逆に、これらの子どもたちがまわりとの一貫したコミュニケーションを確立することがとても困難であることを考えれば、それは自閉症の療育で活かすことができる能力だと信じています」

しかし、過読症の子どもたちは本当に読めているのでしょうか?

「それは難しい質問です。
私たちは、自閉症の子どもたちは文字を音に関連して形成される絵として捉え、夢中になっていると考えています。
パターンを見つけているのです。
文字が、音と視覚のパズルのようなものになっているのです」

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オストロレンクは博士課程を修了するためには、200人の子どもたちの臨床観察を行う予定です。
これまでに約60人の子どもたちが参加していますが、新型コロナウィルス感染拡大のため、当初の予定より遅れています。

オストロレンクとモットロン教授は、子どもが文字や言葉に興味を持っているかどうかを親に尋ねる詳細なアンケートを作成しています。
これが医療現場で利用されるようになれば、過読症を発見するのが容易になるはずです。

(出典:カナダモントリオール大学)(画像:Unsplash

うちの子は話すことができません。

ですが、チラシや絵本を見るのが大好きです。

もしも、伝えられないだけで少しでも自分なりに読めていたりしたら、それは本当にうれしいです。

自閉症の子も幼い頃に動機付けができれば、会話スキルが向上する

(チャーリー)

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