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「気の毒だから」に頼らない。自閉症の人たちの洗車ビジネス

time 2021/01/02

この記事は約 7 分で読めます。

「気の毒だから」に頼らない。自閉症の人たちの洗車ビジネス

ライジング・タイド・カーウォッシュで働く人のほとんどは発達障害である自閉症スペクトラム障害をかかえています。
今では3番目の店に拡大するほど、ビジネスモデルが成功しています。

ジョン・ディエリは、2013年に息子のトーマスと洗車事業を共同で立ち上げました。
ジョンの使命は、自閉症の人たちに本当に挑戦できる機会、スキルが身につく本当の仕事をする機会を提供する社会的企業を作ることでした。

ジョンの幼児の頃に自閉症と診断されたもう一人の息子がきっかけとなりました。

「私の息子アンドリューは、自閉症です。
息子には機会もありませんでした。

私はこれまで、いくつもの会社を起業してきました。
だから、私ができる最善のことは、グループホームのような施設ではなく、雇用を通じたエンパワーメントを息子に提供することだと決めたんです」

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最初の洗車場は大成功を収め、家族は2017年に2店舗目をオープンすることを決めました。
現在では、3つ目の洗車場を2022年初頭にオープンする予定です。

「場所を最終的に絞り込んでから、そこでうまくいくかどうかを確認するのに2年かかりました。
この場所、コーラル・スプリングスでは私たちの社会的事業に参加することで、包括的なコミュニティを作りたい願望が見えました。
コーラル・スプリングスでは、20人から25人の雇用を見込んでいます」

自閉症の人の多くはフルタイムで働くことができていません。
交通機関の問題があります。
学校のスケジュールの問題もあります。
卒業に時間がかかる自閉症スペクトラムの人たちもいるからです。

これまでの2つの洗車場とは違って、ここでは完全に自閉症スペクトラム障害の人だけを雇用することを考えています。

「最初の2年間は、100%多様性のあるスタッフ、つまり自閉症の社員を採用したいと考えています。
これにはチームリーダーも含まれます。
それがコーラル・スプリングスの目標で、始めての試みです」

c7 「気の毒だから」に頼らない。自閉症の人たちの洗車ビジネス パンデミックは誰にとっても難しい状況を作りましたが、ライジングタイドは他の洗車サービスとは一線を画す、それに適応する方法を見つけたとジョンは言います。
また、パンデミックのポジティブな側面もあると考えています。

「ライジングタイドは、コーラルスプリングスへの進出を約束します。
私たちは、悪いニュースや新型コロナウィルスで起こっている問題があっても、突き進み続けました」

物事を成し遂げる上で大きな違いをもたらしたのは、忍耐力だと言います。

「私はいつも、ライジングタイドに希望の感覚を感じています。
コロナウイルスも、いつか過ぎ去ります。
そして、それが過ぎ去った時、私たちは取り残されたくありません。
昨年、困難な状況にあった時でさえ、私たちは事業の承認を得るためにコーラルスプリングス市に電話をかけ続けました。私たちは決して止めませんでした」

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洗車場でのウイルスの蔓延を防ぐための行動は徹底しており、その多くはパンデミックを過ぎても継続されるべきものだとジョンは言います。

「2020年に営業を再開した際には、車に入る前には必ず霧吹き装置で消毒するように作業を変更しました。
私たちのチームのメンバーはすぐにドアハンドルとダッシュボードを曇らせ、それらと一緒に頻繁に触れる場所もすべて消毒します」

作業手順の変更だけでなく、パンデミックへの対応方法も大きな懸念でした。

「パンデミックが発生している間は、私たちの従業員はニュースや出来事に固執し、恐怖心を抱いてしまいます。
私たちは、チームがどのように反応するかを本当に心配していました。
驚くべきことに、彼らはチャンピオンのように反応しました。

『自閉症の人たちが洗車場でウイルスの拡散を抑えるために地域社会を助けるという考えは…とてもクールですね!』

そう言ってくれました」

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洗車が自閉症のコミュニティに影響を与える重要な方法だと誰が考えたでしょうか。
ジョンは息子トーマスと多くのことを検討したと言います。
そして、自閉症の人たちに役立つ、インパクトの大きな社会的企業として成立させるために洗車を思いつきました。

「トーマスは、社会的志向のビジネスについて多くの研究をしていました。
1年半を費やし、多くのビジネスを調査して、自分たちがやってみたいと思ったビジネスを見つけ出しました。

洗車場は、私たちが見てきたどの事業と比較しても、最も人気が出そうでした。

そして、洗車場で働く人たちだけでなく、周辺のコミュニティの人たちへの影響という点でも最高の効果が期待できました。
最もインパクトがあるのは、利用する人にとって自閉症の人たちが働いているところを目にできるところです。

また、洗車の仕事は、作業が逐次的に行われ、一日中繰り返されるため、自閉症の人たちにも適していました。
そうして、自閉症の人たちは自分が正しく仕事ができていることを心地よく感じて、成長していきます」

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ジョンは、「社会貢献」を目的として人が利用するようなビジネスを作ることには興味がないと言います。

「利用することに実際にメリットがある、質の高いビジネスを作ることが鍵です。

『気の毒だから」

自閉症の人たちへのそうした気持ちに頼るのではありません。
私たちはそうしたことは一切しません。

実際のところ、お客様が良いサービスを受けられなかったら、それは経営者の私のせいです。

私たちは本当に、一番最初に少し宣伝しただけで、自閉症をウリにはしてきませんでした。
その後は、ビジネスにおける自閉症の人の特性についても話すことはありませんでした」

ライジングタイドは、利益を追求するだけでなく、社会的責任も追求する最近の企業のモデルと言えます。

「私たちが考える社会的企業とは非営利団体とは異なります。
私たちのビジネスには政府のお金は一銭たりとも使いません。
個人からの寄付も受け付けていません」

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22歳のブレヤナ・マリー・マティスは、ライジングタイド・カーウォッシュチームのメンバーです。
彼女は自閉症をかかえています。
彼女は1年前から熱心に働いています。

「私はここが大好きです。
みんなが大好きで、本当に本当に楽しんでいます。
うまくいけば、将来的には、私が新入社員に教えたいと思っています」

彼女の家族は、ここで働くことを応援してくれています。

「私の家族が、機会を知って私をライジングタイドの面接に連れてきてくれました。

ここで働く人たちに会ったとき、彼らは敬意を持って私に接してくれました。

私たちはお互いに『こんにちは』と『さようなら』を言い、お互いに話をしています。
今ではいつもおやつをおごるようになりました。

ここではいつもみんなが応援してくれています。いつも応援してくれています」

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フランツ・フランソワも自閉症のチームメンバーです。
彼は、過去3年間ライジングタイドで働いてきました。

フランツは、車の清掃方法を学ぶための46ステップのプロセスは、最初は少し難しかったといいます。
しかし、彼はそれをマスターしました。みんなが助けてくれたといいます。

「ここで働いているみんなは家族のようなものです
彼らのために働くのは本当に素晴らしいことです」

180人以上の自閉症の人がライジングタイドを通して雇用されました。
現在は80人の自閉症のスタッフが働いています。
75人を超えるライジングタイドの卒業生も、地域で新しい仕事に就いています。

(出典・画像:米SunSentinel

「気の毒だから」「社会貢献」それに頼った寄付やクラウドファンディング、たくさんのボランティア。

そうしたことを前提にせず、その人たちが持っている特性の良い面を活かした素晴らしい製品、サービスを提供していく。

善意に頼る慈善事業ではなく、きちんと利益を出し成長する事業。

働いている人たちが楽しく主役として堂々輝き、働いている人たちへの多くの人たちの見方も変わり、正しく理解される。

まったく簡単なことではありませんが、たーとるうぃずもそうありたいとチャレンジしています。

ライジングタイドは本当にすごい会社、見習うべき経営です。

発達障害の息子だけでない働ける機会を創る

(チャーリー)

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「どっちなのよ、ねっちさん」
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