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会話ができる自閉症の人からの批判に重度の子の親が思うこと

time 2021/02/09

この記事は約 3 分で読めます。

会話ができる自閉症の人からの批判に重度の子の親が思うこと

昨日、自閉症の子の親たちのためのFacebookグループで24時間コメントや投稿をブロックされました。

私が言ったことは間違っていたのでしょうか?

「自閉症の人はすべて素晴らしいです」

そう主張するコメントに私は返信を書きました。

「そうとは言えません。
私の息子は22歳です。IQは40で話すこともできません。

息子のこれまでの人生は素晴らしいとは思えません。
私と夫はいつも息子のことを考え、息子の人生に向き合ってきました」

管理人は私のコメントを削除しこう伝えてきました。

「あなたの言葉は息子さん本人のものではない」

そして、グループには

「私たちは障害者差別を許さない」

そう書いていました。

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ブロックされてから、私は自分のコメントを再読しました。

それは息子には認知機能に障害があり、一生24時間体制での介助が必要で、息子は自分自身で重要な決断をすることができないということを控えめに表現したものでした。

これが障害者差別だと言うのでしょうか。

心理学と障害研究の教授であるミシェル・ナリオ=レッドモンドは、障害者差別を「単に障害者として分類されているという理由だけで、個人にもつ偏見と差別」と定義しています。

これには議論の余地はないはずです。
雇用主が車いすに乗っているという理由だけで採用される資格をもつ候補者を拒否したり、ウェイターがダウン症の若者にサービスを提供するのを拒否したりするようなことは、明らかに間違っています。

しかし、その用語は私に対して使用されるべきではありません。

このFacebookグループでは自閉症の当事者や支援者が、この重要な概念を異なるものに変えてしまっています。

車の窓を蹴り飛ばしたり、自分の腕を血まみれにして噛んだり、教師の髪の毛を手で引っこ抜いたりする子の親や介助者までも、今では「障害者差別」として攻撃されています。

実際、そうした親や介助者は正反対のことをしています。

危機的状況にある家族に明るい光を当て、重度の自閉症者やその独特の困難な障害、行動、そして支援サービスの必要性を排除してはならないと主張しているのです。

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このFacebookグループの管理人が、重度の自閉症の子どもたちの生活について話そうとする親を検閲することで、実は障害者差別の罪を犯しているのは皮肉なことです。

自分自身のために話すことができる自閉症の人がその能力を特権化し、自閉症の影響を受けた子どもたちの「代表」として、重度の自閉症の人の家族の言うことを拒否していることがこのFacebookグループでは起こっているのです。

もし彼らの行っていることがうまくいけば、自分自身を伝えることができる自閉症の人だけが自閉症の人となります。
これ以上の障害者差別はないでしょう。

(出典:米Psychology Today)(画像:Pixabay

すでにご活躍されている方が「発達障害」特集に出ていたり、自分は「発達障害」「発達障害の傾向がある」と公言されるのをよく目にします。

そのたびに、重度で話すこともできないうちの子とはまったく違う、問題の次元が異なる、遠くの人だなとはよく思います。

発達障害当事者の私が思う「ニューロダイバーシティ」の問題点

(チャーリー)

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