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自閉症の人の見かけや行動を「知っている」と思うことは間違い

time 2021/03/29

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

自閉症の人の見かけや行動を「知っている」と思うことは間違い

自閉症スペクトラム障害(ASD)は、そうでない人たちにはよく誤解されます。

ソーシャルメディアや私の日常生活の中で、この発達障害をかかえる人がどのような生活をしているのかを理解していないことを目にします。

自閉症は、目に見えるかたちでも、目に見えないかたちでも、人に影響を与えます。

自閉症の人の多くは、人の中に溶け込む術を身につけています。
自閉症の人がどのように見えるか、どのように行動するか、自分はそれを知っていると思うことは正しくありません。

発達障害をカジュアルなジョークとして使ったり、侮辱的に使うことは許されるものではありません。
それは無知に基づいたことです。

発達障害をかかえていることで、どうこの現実世界の中で生きているのか、そして人に話したくないことをかかえていることも知らないでしょう。

自閉症は、学習、思考、社会性などに影響を及ぼす発達障害で、人によってさまざまな経験をしています。

自閉症をかかえる学生が、自閉症をどのように経験し、それが大学での経験にどのように影響するかを話してくれました。
彼女の日常生活は、自閉症の影響をさまざまな形で受けています。

「私の感覚は増幅されているので、日常生活を過ごすなかで、大きな負担になることがあります」

自閉症は生涯続くものです。
彼女は自分のニーズに合わせて日々適応していかなければなりません。

「自閉症でない人と共有できない経験もあります。
しかし、共有できることもたくさんあります」

それでも、大学のキャンパスでうまくやっていき、成長していくことは簡単ではありません。

「蛍光灯の光や大きな音、触った感触などでパニックを起こしてしまいそうになることがあります」

彼女は、キャンパス内で食事や勉強をする静かな場所を探すのに苦労するため、彼女は学習の多くは自宅で行うようになりました。

グループワークやその他の社会的状況に対処することも、彼女が直面する大きな課題の一つです。

自閉症をかかえていると、相手の感情を誤解したり、日常会話の中で皮肉や感情的な合図を認識できなかったり、人と接するときに不安を感じることで、社会性に困難をかかえてしまうことが少なくありません。

「自閉症の人もただの人間です。
自閉症でない人とは共有できない経験もあります。
しかし、共有できることもたくさんあるので、信頼関係は築けます」

彼女は教育の場で孤独を感じている自閉症、発達障害の学生へのアドバイスをくれました。

「差別を受けたり、圧倒されたり、何かがおかしいと思ったら、まず自分自身を「守る」ことが重要です。
友人や家族、教授、大学に助けを求めることを恐れてはいけません。
あなたはここにいる価値があるのです。素晴らしい人間なんです」

(出典:加メモリアル大学)(画像:Pixabay

そうです。

まず前提としてそこにいていいのです。

そして、自分第一に考えてください。

米国大学で行われている発達障害の学生へのメンタープログラム

(チャーリー)


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