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自閉症の弟が学校で過ごしやすいように。姉と母が作った動画

time 2021/05/10

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

自閉症の弟が学校で過ごしやすいように。姉と母が作った動画
  • 自閉症や発達障害を持つ兄弟や姉妹を持っている人はどんな困難を抱えているのか理解されているだろうか?
  • 学校や社会で違いを抱える人への理解を広める方法は何が考えられるのか?
  • 自閉症や発達障害を持つ人とその家族が直面する課題にどのように寄り添うことができるだろうか?

米テキサス州の少女が、自閉症の弟を他のクラスメートに紹介したいと考えました。
そして今、少女からの優しいメッセージは世界中に広がっています。

11歳のエリー・ヴァン・ビリーは、母親の助けを借りて、同じ学校に通い出した自閉症の弟のウィリアムについての動画を作りました。

ウィリアムは生後16ヶ月で発達障害の自閉症と診断されました。
ウィリアムは、脳と発声筋の連携がうまくいかない言語失調症もかかえています。
そのため、学校ではタブレットを使ってコミュニケーションをとっています。

エリーは動画でこう言っています。

「弟の頭の中には、他の人と同じように言葉があります。
しかし弟の脳は、弟が望むように協力してくれません。
イライラしていることが多いですが、それでもたくさんの音を出して練習しています」

エリーが幼稚園に通っていた頃から、エリーとウィリアムの母親のタニアは毎年、自閉症受け入れ月間に教室で話をして、ウィリアムを紹介してきました。

「私がわかったのは、規則があって先生は誰かの診断、個人情報を共有することができないということです。
学校で大々的に取り組まない限りは、話をすることはできません。
私は親なので、情報を明らかにすることを許可し、自ら話します」

母親のタニアは昨年、パンデミックの影響でエリーのクラスで話をすることができませんでした。
今年は授業が再開されましたが、彼女の学校では引き続き訪問者を制限しています。
しかし、ウィリアムがエリーの学校で1年生になったばかりということもあり、タニアは自閉症への認識をなんとか広めたいと考えました。
そこで動画を使うことにしたのです。

エリーはもともと内気な性格ですが、ガールスカウトのクッキーを売るために動画を作って、売上を増やした経験がありました。

「私は、ガールスカウトのクッキーを売ったときのように動画を作らない?と娘を誘いました」

母親のタニアは、エリーが台本を書くところから手伝いました。
それをエリーが朗読し、動画の編集も行いました。
そして、学校の教室でそれをみんなに見てもらうことにしました。

動画の中でエリーは、自閉症の人との付き合い方について、クラスメートにこう言います。

「立ち止まって挨拶をすること、ウィリアムに我慢強く接すること、ウィリアムがいじめられているのを見たら声をかけてほしい」

この動画は大好評でした。
母親のタニアはこう言います。

「エリーの教室では、動画を見終わると、みんな立ち上がって拍手をしてくれました」

エリーの先生は、教室だけでなく全校生徒にこの動画を見せました。
その後、生徒たちのウィリアムに対する接し方も変わったとタニアは言います。

「私は毎日早くウィリアムを迎えに行きます。
ウィリアムは廊下を歩いてやってきます。
これまで、生徒たちは立ち止まってウィリアムを見ているだけでした。

それが今では、『ハイ、ウィリアム』と挨拶をしてくれます」

タニアは動画をFacebookに投稿もしました。たくさんのシェアがありました。
それからは家族で散歩をしていると、知らない人も立ち止まって声をかけてくれることもあります。

「ウィリアムが小さな有名人になりました。
たくさんの人が、挨拶してくれます」
それはテキサスだけではありません。
遠くはカナダからも、動画を見た人からメッセージが届いています。

タニアはこう言います。

「娘のエリーはいつも弟の味方になりたいと思っています。
弟のウィリアムからすれば、理解できる方法で物事をまねできたり、コミュニケーションをとることができる唯一の子どもでしょう。
小さなもうひとりのママのような存在です」

(出典:米THE DENVER CHANNEL)(画像:YouTube)

弟さん、そしてお姉さんも過ごしやすくなったはずです。

家族を超えて多くの人の助けにもなりました。

家族の勇気と実行力に感謝です。

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(チャーリー)


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