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話せないかもと言われた自閉症の息子は高校を卒業し大学へ進む

time 2021/05/23

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

話せないかもと言われた自閉症の息子は高校を卒業し大学へ進む

ルイス・ルナはWonderful Agriculture Career Prep Program(すばらしい農業キャリア準備プログラム)で優秀な成績を修め、ワスコ・ハイスクールを卒業します。

ここまで来るのは簡単なことではありませんでした。

「私の症状には、よくそわそわしたり、体の一部を動かしたり、気づかないうちに指や足を動かしたりするものがあります。
自閉症スペクトラムは、人によって異なる症状ですが、社会的スキルや反復行動、コミュニケーションに問題があることが多い症状です」

そうルナは語ります。

社会性や反復行動、コミュニケーションに問題があることをかかえることが多い、自閉症の症状のために、ルナは人生の困難を経験してきましたが、決してあきらめず、前向きに取り組んできました」

「自閉症を障害とは考えませんでした。
特別な特性と考えています」

そう、多くの自分の成功につながってきたことを教えてくれます。

ルナは学業成績が良いだけではありません。
先生たちによれば、ルナはその性格の良さも際立っているそうです。

ワスコ・ハイスクールのデビッド・アバナシーはこう言います

「ルナのおかげで、私たちには限界はないということに気づくことができました。
ルナはとても勤勉で、とても聡明です」

ワスコ・ハイスクールのアカデミック十種競技のコーチであり、特別任務の教師であるケイティ・モレノも同じように言います。

「ルナは、何かわからないことがあれば、理解するために必要なことは何でもやります。
また、自分の限界に負けたりしません」

ルナが自閉症と診断された当初は、医療関係者の中には、ルナは言葉を話すことがないだろうと言う人もいました。
母親のジュディスはこう言います。

「ルナが言葉を話せないかもしれないことを知り、必死になって、話せるようにがんばってきました」

やがてルナは話せるようになり、今に至ります。
ワスコ・ハイスクールを卒業してからは、米カリフォルニア大学で生物学を学びます。
人生の次の章に踏み出します。

「カリフォルニア大学デービス校に進学することで、自分を取り巻く世界をよりよく見て、よりよく理解したいと思っています。
そうすれば、世界にうまく溶け込むことができるだけでなく、世界をより良い方向に変えることができると思います」

母親のジュディスはこう言います。

「息子は本当に私の誇りです。
それがどれほどのものか、言葉では説明できないくらいです」

人生で困難に直面している人たちへのメッセージをお願いすると、ルナはこう答えてくれまあした。

「どんな障害を持っていても、身体的、精神的な障害を持っていても、偉大なことを成し遂げる可能性があり、社会の一員となり、他の人々に助けの手を差し伸べることはできます」

(出典・画像:米KGET

すごく励みになる存在だと思います。

しかし、すごい人になることを目指さなくても良いと思います。

自分らしく、生きていけるのが一番です。

そのためにがんばりましょう。

発達障害の子どもをやる気にさせるひらめきを親は見つけてほしい

(チャーリー)


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