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自閉症の子と親たちが待ち続けたサーフィンプログラムが再開

time 2021/06/28

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自閉症の子と親たちが待ち続けたサーフィンプログラムが再開

ケイデン・バートは腕を大きく伸ばして長い波に乗りました。

母のミッシェルは嬉しさのあまり涙をこらえていましたが、米カリフォルニア州のドヘニー・ステート・ビーチには多くの観客が声援を送っていました。

「サーファーズ・ヒーリング」が開催したサーフセッションでは、ボランティアのブレイク・マイケルがバートの腕を優しく支え、14歳の少年は一生懸命に波に乗ることができました。

サーファーズ・ヒーリングは20年以上にわたり、自閉症スペクトラムの子どもたちに波乗りのスリルを味わってもらうための活動を行っている非営利団体です。

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ミシェル・バートは息子の幸せそうな顔を見てこう言います。

「息子は海が大好きで、水を見ると本当に落ち着くんです」

多くの対面式イベントと同様に、サーファーズ・ヒーリングは、パンデミックの間、サーフィン・セラピーを休止していました。

プログラムが再開されると、家族連れが砂浜で熱心に待っていました。
ボランティアが次々と子どもたちを波に案内していましたが、今回は波が大きくとくにスリリングな波になりました。

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サーファーズ・ヒーリングは、イジー・パスコウィッツと妻のダニエルが25年前に設立した団体です。
息子のイザヤが幼い頃から水に癒されていたことに気づき、パスコウィッツが息子にサーフボードを持たせたのが始まりです。

彼らは毎年参加する家族に料金を請求したことはありません。

これまでに何十万人もの自閉症の子どもたちが、この非営利団体と一緒にサーフィンをしてきました。
サーファーズ・ヒーリングは通常、南カリフォルニアから東海岸、さらにはハワイまで、年に数回、全国各地を訪問しています。
パスコウィッツは、再開でき家族全員が戻ってきてくれたことが嬉しかったと話しています。

「特別な家族と一緒にいると、とても心が温まり、気分が高揚します」

予定していた80人を上回る108人の子どもたちが今回参加しました。

クリスティン・コンと21歳の息子のエヴァンは、エヴァンが5歳のときから参加しています。
言葉を話せないエヴァンは、熱心に救命胴衣を叩いて自分の番を待っていました。
母親のクリスティーンはこう言います。

「この日は、みんなで集まってリラックスできる日です。
家族みんなが共感できる、偏見を感じない日です。
息子は砂遊びが大好きなので、とてもリラックスしています。
感覚障害を持つ子どもの多くは砂を嫌がりますが、息子は砂が大好きなんです」

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このプログラムは非常に需要が高く、家族は参加するためには抽選に申し込まなければならず、時には何年も待つこともあります。
昨年のイベントはコロナウイルスの流行で中止になりましたが、今回は参加でき、6回目となりました。

「今週、他のすべてをキャンセルして参加しました。
これは私たちの最優先事項なのです」

クリスティーナ・マーメルスタインは、初めてボランティアに参加しました。
21歳になる息子は、自閉症スペクトラムをかかえています。

「自分の仲間を見つけることが大事なんです。
親にとっては、みんな同じ旅をしているわけですから、共同作業になります。
自分の子どもが歓迎され、大切にされ、サポートされていることを知って喜んでいる親たちがいるのです。
そして、これはとても良い目的のためなのです。
ビーチが嫌いな人はいないでしょう」

クリスティーナは、子どもたちが波に乗るまでの過程を少しでも説明できるようにと、絵本を作って用意しました。

「絵本を見せることで、子どもたちは安心感を得ることができます。
視覚で学ぶ子どもいます」

また、家族や参加者、ボランティアの人たちがビーチに集まることは、ビーチを訪れる人たちにとっても貴重な教訓になるとクリスティーナは言います。

「私たちはここにいます。
私たちはここにいて、どこにも行かないのだと」

(出典・画像:米THE ORANGE COUNTY REGISTER

アメリカではこうしたことが再開するまでになったのですね。

うちの子もやってみたら、すごく喜びそうです。

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(チャーリー)

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「珍獣扱いされてるぞ、ねっちさん」
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