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自閉症の子とそうでない子との間で腸内フローラに違いが見られた

time 2021/08/17

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

自閉症の子とそうでない子との間で腸内フローラに違いが見られた
  • 自閉症の子どもたちは腸内細菌にどんな違いがあるのか?
  • 腸内細菌叢が自閉症スペクトラム障害にどう関係しているのか?
  • 自閉症スペクトラム障害児の腸内細菌の発達は年齢とどう関係しているのか?

“Gut”に掲載された研究によれば、新規の細菌マーカーが子どもの自閉症スペクトラム障害を予測し、これらの子どもたちにおいて腸内細菌叢(腸内フローラ)が持続的に未発達であることがわかりました。

研究を行った中国・香港中文大学医学部腸内細菌叢研究センターのイェイティン・ ワン博士はこう言います。

「腸内細菌叢は、自閉症スペクトラム障害に関係していることが示唆されています。
自閉症の子どもたちは、定型発達の子どもたちとは異なる腸内細菌叢の発達プロファイルを持っていると考えられます。
今回の研究では、自閉症の子どもたちの年齢に伴う腸内細菌叢の組成と機能の変化を明らかにし、自閉症を予測するための新たな糞便細菌マーカーを同定することを目的としました。

ワン博士らは、中国の子ども146人(内、自閉症スペクトラム障害の子どもが72人、定型発達の子どもが74人)の糞便サンプルを対象に、ディープメタゲノムシークエンスによる分析を実施しました。
そして、自閉症スペクトラム障害の子どもと典型的な発達期の子どもの間で、腸内細菌の組成と機能を比較しました。

その結果、候補となる細菌マーカーを特定し、メタゲノム解析で検証しました。
また年齢と腸内細菌叢の関係も解析しました。

研究チームはこう述べています。

「自閉症と年齢が子どもの糞便中のマイクロバイオームに最も有意で大きな影響を与えました。
食事は相関を示しませんでした。

自閉症の子どもは、そうでない子どもと比較して、細菌の豊富さの増加とマイクロバイオーム組成の変化を特徴とする、糞便マイクロバイオーム組成の有意な変化がありました」

ワン博士らによれば、自閉症スペクトラム障害児と定型発達児の間で、腸内細菌を区別する5つの細菌種が同定しました。

「腸内細菌叢に含まれる複数の神経伝達物質生合成関連経路が、定型発達児と比較して自閉症の子では枯渇していました」

研究チームは、自閉症スペクトラムの子どもたちが、人生の初期段階において、通常の発達段階にある子どもたちに見られるような、成長に関連する腸内細菌の動態を失っていることを発見しました。

(出典:米Healio)(画像:Pixabay

自閉症の子とそうでない子を比較分析した結果、腸内フローラに違いが見られたという研究です。

どうして違うのか?

その理由について知りたいですね。

自閉症の症状が減少。臨床試験が進む糞便から腸内フローラ療法

(チャーリー)


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