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自閉症の子をもつ二人の母親が起業し、雇用と学習の機会を作る

time 2021/09/29

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自閉症の子をもつ二人の母親が起業し、雇用と学習の機会を作る

パム・カットフとパトリシア・ミラーは自分たちの子どもが幼かった、2000年に遊び場で出会いました。
それは、パムとパトリシアの子ども、ジャスティンとジョンが自閉症と診断される数年前のことでした。

パムは作業療法士から、ラベンダーソルトのお風呂に入るとジャスティンがリラックスできると聞き、そのアドバイスをパトリシアに伝えました。

塩とラベンダーのお風呂に浸かると子どもが落ち着き、心が豊かになり、幸せな気持ちになることに、二人はすぐに気づきました。
さらに、子どもたちが入浴剤を作るのを楽しんでいることにも気が付きました。
子どもたちをさらに喜ばせようと、他にもいろいろな商品を試してみました。

そして、自閉症の成人の雇用機会が少ないことに着目し、2016年にインターネットで通販を行うビラブド・バス社を設立しました。


ビジネスが成長するにつれ、パムとパトリシアは学校を拠点とした職業プログラムとも提携しました。

最近、また新たに作業施設を開設しました。
複数の作業施設を設けています。
それは、自閉症の人たちにより多くの雇用機会を提供したいと考えているからです。

現在、従業員は12名です。
そのうち10名が自閉症を抱えています。
また、地元の学校プログラムからボランティアで参加している15名の研修生もいます。

自閉症のケリーはこう言います。

「ここでの仕事は、とてもクリエイティブでリラックスできるので大好きです。
ここの良い雰囲気が大好きです」

「大人になって雇用やボランティアのポジションを得られるような職業技術を学ぶ有意義な機会になっています」

地元の特別支援学校のディレクターであるローラ・グロウ博士はそう言います。
別の学校のロジャー・アスキンスもこう言います。

「生徒ができるだけ自立できるようなスキルを身につけるための素晴らしい機会を提供してくれています。
私たちは協力して、社会人として、また個人として成長するために有益で重要なプロジェクトを生徒たちに提供しています」

ビラブド・バス社は、売上の一部を障害者の職業訓練を行う地元の非営利団体や企業に寄付しています。
パムとパトリシアはこう言います。

「私たちはこの地域が大好きです。
多くの人たちが、最初から私たちの目的を受け入れてくれていました」

(出典・画像:米Patch

大好きなものを見つけて、

さらにそれを作れるようになって、自分の仕事になる。

そんなふうにできたら、最高です。

大好きな「恐竜」が自閉症の少年の成長を育み、母親は起業した

(チャーリー)

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