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発達障害の子を眠れるようにしてくれた犬

time 2016/10/06

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

発達障害の子を眠れるようにしてくれた犬

ボールを追いかける犬がいます。車を追いかける犬がいます。
この犬はカナダに住む発達障害の少年から悪夢を追い払いました。
3歳の少年、タッパーは夜に寝ることがなかなかできません。
「息子は生まれたときから、よく眠れたことがありません。」
母親が言います。
「いつもずっと、休まらないのです。眠り続けること、寝ることが難しいのです。」
両親も夜通し、タッパーを気にかけなければなりません。
母親によると、タッパーは20分から40分ほど寝ると、自らを叩いて、叫んで起きてしまうのです。
しかし、イエローラブラドールの犬、レゴが介助犬として来てから、タッパーの生活は変わりました。

「レゴがタッパーと一緒に寝てくれるのです。
レゴはタッパーが眠れるように、落ち着かせるところからやってくれます。
犬のレゴがそばにいって、息子のタッパーを抱きしめてくれるのです。」
レゴはよくタッパーの体の上に頭を置きます。そうすると、タッパーは落ち着くことができます。
こういった触れ合いが、少年のエンドルフィンやセロトニンが出てくることを助けて、眠りに導くのです。
「私たちにとっても本当に助かっています。私たちもベッドで眠ることができるようになりました。」

しかし睡眠だけではありません、母親は犬のレゴがタッパーの生活すべてによい影響を与えていると言います。
「レゴは、本当にタッパーを落ち着かせてくれます。
叫んだり、飛び跳ねたりしてばかりいたのに、今は穏やかになりました。
座って、じっとすることができるようになりました。」
タッパーが落ち着いて集中しなければならない時には、レゴはテーブルの下に座ります。
タッパーは足でレゴに触って、その感触で落ち着けるのです。
タッパーが興奮してきた場合には、レゴはすぐにおもちゃや触れるものをそこへ持ってきてくれます。
「そうやって、息子を落ち着かせてくれるのです。いつもそうしてくれます。」

タッパーには難しいときもあって、お店や道でたくさんの人混みなどがあると、走り出してしまうことがあります。
「お店に一緒に行くことがこれまでできませんでした。
手を離して、安全などおかまいなしに、走り出してしまうのです。」
犬のレゴのリードをタッパーが持つようになってから、タッパーは走り出すことは全くなくなりました。

母親は言います。
「レゴのおかげで外にも出ていけるようになりました。
家族としてできなかったことができるようになりました。」

(出典・画像:米WHAS11

本当にわんちゃんはすごいですね。こういう記事を見るたびに本当に感心します。
早くうちの子どもの友だちにもしたいと思うばかりです。
この犬は介助犬でしたが、ペットの犬でもよいことにはかわらないようです。
介助犬でないペットの犬でも家庭を助けてくれる。

(チャーリー)


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