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自閉症の子の「きょうだい」は人生を変える。親ができること

time 2022/05/27

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自閉症の子の「きょうだい」は人生を変える。親ができること

自閉症スペクトラムやその他の違いのある子のきょうだいであることは、人生を大きく変えます。

特別支援を必要とする子どもとの違いが生み出す状況をうまく切り抜けていくことは、年齢や成熟度に関係なく、大きな負担となる可能性があります。

小さいうちは、きょうだいが自閉症の子どもばかり注目が集まっていると不満を漏らすことはよくあることです。特別支援を必要とする子どもの子育てには、想像を絶するほどの親の時間と支援が必要になるからです。

米ノーススター・ファミリー自閉症センターの創設者兼所長で、米ラトガース大学の臨床准教授、米ダグラス発達障害センターの家族支援サービス部長であるケイト・フィスク博士は、子どもが直面する課題は時間の経過とともに変化する可能性があると述べます。

「幼いときのきょうだいにとっての最大の課題は、友だちがどう反応するかという緊張感に基づいているかもしれませんん。
地域社会に出て、活動に参加したり、友だちを招いたりすることが、思うようにできません」

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フィスク博士によれば、特別支援を必要とする子どものほうが注目されたり、特別扱いされたりすることについて、きょうだいはよく口に出すと言います。

「しかし大人になって、振り返ってみると、特別支援を必要とする子どものほうが注目されていたと思う一方で、その理由は理解できたいう話を聞きます」

きょうだいにとっては、親と過ごすわずかな時間が永続的な影響を与える可能性があります。
大人になってからも、親と一緒にアイスクリームを食べに行ったり、スポーツの練習に行ったりするような小さなことをよく覚えています。
フィスク博士は、きょうだいと二人きりの時間をつくろうとする特別な言葉を、親は言うだけでも効果があると言います。

大きくなるにつれて、きょうだいの心配事の中心は生活の社会的側面と、それがどのように妨げられるか、ということになっていきます。

自閉症の子どもを、きょうだいはどう自分の生活にどう取り込むかについて考えます。
介護や後見人が必要なのか、どのような役割を担うのか、といった疑問が浮かびます。

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自閉症の子どもが自立している場合でも、きょうだいはより多くのことを確認する必要性を感じるかもしれません。
親がこれらの問題にどう対処するかで、きょうだいの人生に大きな違いが生まれます。
フィスク博士はこう言います。

「早い時期から、話をすることが非常に重要です。
家族の中で自閉症が何を意味するのか、年齢に応じた方法で話をするのです」

親は、問題解決についてきょうだいと会話をしましょう。
それは、自閉症とは何かということを安心して話せるようにすることでもあります。
将来どのようになる可能性があるかについて話すことが重要です。

過去20年間、フィスク博士はラトガース大学で、自閉症の子のきょうだいを対象とした社会的支援グループを運営してきました。

「同じような経験を持つ、きょうだいたちが一緒に過ごすことはめったにないことです。
私たちは、問題解決や対処法、自閉症全般について学ぶことに重点を置いています。
それは本当に有益です。

ほとんどの家庭では、年上のきょうだいが年下の子を助けることを期待します。
しかし、自閉症の子の家庭では、年上のきょうだいが長い間助け続けたり、年下のきょうだいが助けるということになります」

親は、きょうだいにどのような期待がかかっているのかに注意し、家族の中で、役割について会話するようにしましょう。

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自閉症の子のきょうだいであることに対して、感情の対処が難しくなる場合もあります。
心配、怒り、悲しみの激しい感情は、幼少期のどの時点でも現れる可能性があります。
そうしたときには、専門家に相談し、サポートを受けることが家族のためになるかもしれません。

自閉症の子のきょうだいがその経験から得る最大のことの一つは、他の人々に対する思いやりだとフィスク博士は言います。

きょうだいであった人は目に見える、あるいは目に見えない困難をかかえる人たちに対して、より共感する傾向があるそうです。

特別支援を必要とする子どものきょうだいである経験が、教師などの職業に就いたきっかけになったという人もいます。

「きょうだいは家族の中で手助けをする大きな役割を担っているのですから、驚くことではありません」

(出典:米NEW JERSY Family)(画像:Pixabay

うちの子のきょうだいは一緒になって気にかけてくれて、むしろもっとかまってやるべきと心配してくれるほどです。

ありがたく、優しい、すばらしい人です。

発達障害の子のきょうだいは他人の考えや感情を理解する力が高い

(チャーリー)

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