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自閉症で感覚過敏な私は着る服が限られ、外見に不安を抱いた

time 2022/06/13

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

自閉症で感覚過敏な私は着る服が限られ、外見に不安を抱いた
  • ファッションや美容について理解するのは難しいのか?
  • 自分の感覚に合った服や靴を見つけるのは大変なのか?
  • 感覚過敏な方がファッションや美容に慣れることは可能なのか?

私はファッションや美を理解することができませんでした。
私は、異星人を観察するように、他の女性の儀式を観察してきました。
何十年もの間、私はその生き物の服装や髪型を真似しようとしましたが、しばしば不自然に感じられ、深く不快な思いをしました。

45歳のとき、私は自閉症と診断されました。

そして知りました。特定の生地が私のような人間に文字通り苦痛を与えることがあるのです。

自閉症はすべての人に同じように影響するわけではありませんが、多くは音、視覚、嗅覚、触覚、味覚に過剰に反応することがあります。
幸いなことに、私の感覚障害は比較的軽く、対処可能なものです。

自閉症の中核をなす過敏症とは徐々に折り合いをつけつつありますが、ファッションや美容の流行を追いかけてきた年月が仇となり、自分の外見に不安を抱くようになりました。

幼い頃から、洋服のタグをすべて切っていたのですが、タグよりも切り口の方がギザギザして刺激になることがありました。
祖母が編み物を始めた年は、特に残酷な年でした。
それ以来、私はウールやリネンなど、数え切れないほどの布地に悩まされました。

縫い目やボタンが固いジーンズも辛いものでした。
思春期になると、さらに辛いことが待っていました。
長時間つけていられるブラジャーを探すのは、ずっと苦労しました。

ヒールも履いたことはありません。
派手な下着も身につけたことはありません。
よくわからない美容法も拷問のように思えて、敬遠してきました。

そのうちに、私は他の女性ほど美しくもなく、セクシーでもなく、女性らしくもないと思い込むようになりました。
なぜなら、私は他の女性と同じように見たり着たりすることができないからです。

それは悪いことばかりではないでしょう。
おそらく長年にわたって多くのお金の節約につながったはずです。

しかし、私の過敏症は、単に快適な服や靴を選ぶということにとどまりません。

髪を洗ったり、ブラッシングしたりといった基本的な身だしなみや衛生習慣に悩む自閉症の人もいます。
そして、そのことが日常生活に支障をきたすこともあります。

私は大学時代、頭髪の感触が気になりすぎて、頭を剃ってしまったことがあります。
ファッションとしてではなく、必要に迫られてのことでしたが、自尊心に傷がつきました。
長い髪が好きな私ですが、ここ数年はほとんど短くしています。

幸いなことに、時代は変わりました。
多くのメーカーがシャープなタグをやめ、プリントラベルを採用し、世の中がより良くなっています。
ブラジャーも、探せば適当なものがあります。
履き心地の良い靴も生まれました。

かつて私の宿敵であったジーンズでさえも、よりソフトになりました。
ブランドはより賢く、より優しくなったのです。
あるいは、私自身がより賢く、より優しくなったのかもしれません。

パンデミック時には、多くの人がリモートワークをするために、ルームウェアがトレンドになりました。
普段はおしゃれな女性たちが、突然私と同じような格好をするのを見るのは、とてもシュールな光景でした。

そんなある日、私は夢のようなジョギングセットを偶然見つけました。
オリーブ色のきれいな色合いで、裏地はフリース。
着た瞬間、こんなものは今までなかったと思いました。
しかし、人気商品のためか、価格が上がっていました。

私はファッションを気にすることもなく、あきらめてきました。
そんな私の人生で初めて、彼らが私のような服を着ようとしているのです。
45年の歳月と自閉症の診断があったせいかもしれませんが、私はようやく自分の感覚に慣れることができるようになりました。

(出典・画像:カナダCBC

たしかに、着心地、履き心地は昔に比べると「柔らかく」なった気がします。

自閉症の方に限らず、感覚が注目され、求められた結果なのでしょうね。

感覚過敏の自閉症の子は感覚に「慣れ」ることがない。研究結果

(チャーリー)


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