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自閉症の子をもつADHD母が開発。パニックを防ぐ安全な空間

time 2022/06/18

この記事は約 3 分で読めます。

自閉症の子をもつADHD母が開発。パニックを防ぐ安全な空間

自閉症の人向けに使えるユニークな感覚ポッドが設計されました。

自閉症など発達障害の人の多くは、高レベルの不安を経験し、それが圧倒的なものとなって、しばしばパニックを起こしてしまうことがあります。

アンがラッドは、息子のジョーイが不安のためにパニックを起こしてしまうことに対応するため、自閉症の人たちからの情報をもとに「ジョーイ・ポッド」を開発しました。

学校、病院、にぎやかなイベントなどで使われることが期待されています。
ジョーイはこう言います。

「ポッドの中ではかなりリラックスできて、かなり安全だと感じます」

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西イングランド大学で計算機アーキテクチャを専攻するアンガラッドが授業の一環としてこのジョーイ・ポッドを開発しました。

アンガラッドはイギリスにははすでに感覚遮断の装置がいくつかあるものの、それらは非常に大きく、そして柔軟性のないプラスチック構造であることが多いと述べています。

ジョーイ・ポッドは、天然木のモジュール構造でできており、数分で形を変えたり、サイズを変えたり、解体したりすることができます。
LEDライトとヘッドフォンで落ち着いた音を流すこともできるようになっています。
とくに音や振動の影響を受けやすいジョーイは、こう言います。

「僕は自分の感情をコントロールするのが少し苦手なので、本当に混雑していたり、大きな音がしたりすると、少しパニックになります」

12歳のジョーイは、9歳のときに自閉症と診断されました。
学校の教室では感覚に負担が大きいため、現在はホームスクーリングで学んでいます。

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「スペースや資金、スタッフの不足により、学校には子どもたちが通える安全な空間がありません」

そう、自身も注意欠陥多動性障害(ADHD)をかかえるアンガラッドは言います。

発達障害の多くの人は、さまざまなことがパニックの引き金となります。
自閉症支援団体のケイト・ライン・トーナーは、このジョーイ・ポッドは必要とされているものだと言います。

「すべての自閉症の人は、何らかの感覚処理の問題を抱えているからです。
感覚刺激に対して過敏であったり、鈍感であったりします。
そのためにパニックを起こしてしまうことがあります。
そのため、自分を調整できるものを必要としています。

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アンガラッドは、自閉症や家族の中に自閉症がいる人の多くが孤立感を感じていることを知らなかったといいます。
そして、その原因はパニックや不安発作に対する周りの理解不足と施設の配慮不足だと。

「すべての建物を変えることはできません。
私ができるデザインで、解決策を考えなければならないと思ったのです」

ジョーイ・ポッドは今後、地元の学校やお祭りなどの大きなイベントに導入されることが期待されています。
ジョーイはこう言います。

「ママを誇りに思います。
僕たち世界にインパクトを与え、人々に影響を与えることができて、本当にうれしいです」

(出典・画像:英BBC

すごく優しくて、落ち着けそうな感じがします。

数分で組み立て、変形ができるとあれば、それはさらにいいですね。

発達障害の人が自分で対処できるように。抱きしめてくれる椅子

(チャーリー)

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