南オーストラリア州政府は、自閉症スペクトラムの子どもたちを支援する全国に先駆けてのプログラムの一環として、２０２３年までにすべての公立小学校に自閉症専門の教師を配置します。
各学校は１１月までに自閉症専門の教師を選定するためのガイドラインを受け取ります。
これは、自閉症の子どもたちをより良く支援するための豪２８８０万ドル（約２８億円）予算の構想の一部であり、オーストラリア初の自閉症担当大臣が州内閣に任命された後に行われました。
「南オーストラリア州は、インクルーシブ教育で先導的な役割を担っている」
ブレア・ボイヤー教育相はそう述べました。
「自閉症の生徒への支援を改善することは、生徒、家族、地域社会、そして南オーストラリアにより大きな利益をもたらすことを我々は知っている」
選ばれた自閉症児教育担当教師は、自身のスキルを向上させ、各学校が自閉症の子供や若者と関わる能力を高めるための支援を受けることになります。
来年１学期から、各公立小学校は、この役割を担う教師を放任するための資金を受け取ることになります。
プロスペクト・ノース小学校のマーグ・クラーク校長は、神経多様性や子どものさまざまな学習方法をサポートすることは、学業面だけでなく、生徒の幸福のためにも非常に重要であると述べています。
（出典・画像：豪The Canberra Times）
「専門」の教師を全公立学校に。
成果をあげ、世界のお手本になっていただきたいと願います。
（チャーリー）
