発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

「電柱」が大好きな自閉症の少年に設備会社がしてくれたこと

time 2023/02/02

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

「電柱」が大好きな自閉症の少年に設備会社がしてくれたこと

「電柱」への愛と優しさが、自閉症の少年と電話設備作業員との間に友情を育みました。

高い木製のどこにでもある電柱は、ほとんどの人にとってはまったく気に留めない存在です。

しかし、ある若者にとっては、電柱は特別な存在です。

リアム・トレメイン=ウッドコックは17歳。自閉症と診断されています。
リアムは昔から電柱が好きでした。

よく電柱の絵を描いたりしていました。
数年前のハロウィーンには、電柱の仮装もしました。

同じ電柱の前を、ほぼ毎日通ることがありました。
その電柱は、リアムのお気に入りになり、名前をつけました。

その電柱の名前は「テリー」

リアムはこう言います。

「テリーは僕の友達なんだ」

リアムの両親は、電話設備のストウトンユーティリティ社に連絡を取り、リアムに見学させてもらえないか相談しました。

「もちろん、OKです」

そう返ってきました。

作業員のマイケル・ナウロッキはこう言います。

「まず第一に、電柱が好きな人はみんな私の友達です」

ナウロッキと数人の作業員は、リアムの描いた電柱の絵を見ながら、さまざまな電柱についてリアムに教えました。
リアムと一緒に一日を過ごしました。

リアムと一緒に過ごしたのは本当に楽しかったとナウロッキたちは言います。
そして、地域社会との関係はとても重要なことだとも語りました。

「地域社会、家族、友人がいなければ、私たちは何もできません」

この日のハイライトは、「テリー」を訪ねたときでした。

リアムとナウロッキと一緒に、テリーに名札をつけました。
リアムの大好きな緑色の名札です。

リアムの母親はFacebookに投稿し、ナウロッキたちに感謝の気持ちを伝えています。

(出典・画像:米WKOW

「まず第一に、電柱が好きな人はみんな私の友達です」

なんてカッコいいセリフ。

本当に素敵な出来事です。

電話設備会社の優しさだけでなく、名前をつけた電柱に名札も貼ってくれるなんてすごく粋ですね。

電気大好き自閉症少年。手紙を書いたらヘリにまで乗せてくれた

(チャーリー)

たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから


最近の人気記事

福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。