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自閉症の子たちが自分で考え社会スキルを学べる即興演劇ゲーム

time 2022/10/03

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自閉症の子たちが自分で考え社会スキルを学べる即興演劇ゲーム

非営利団体オーティズム・インプルビズドのアートセラピスト、ジェイソン・エバンズが、自閉症スペクトラムの少年たちを相手にユニークなエクササイズを行いました。

中高生のグループは、じっと座ってセラピストと対話するのではなく、立ち上がって即興のシーンを演じました。

「何をしている?」というゲームを行いました。
言葉を使うことは禁止で、大げさな身体表現で伝えなければなりません。

パスタを茹でたり、楽器を演奏したりと、一人ひとりそれを行います。

自閉症の人は、アイデアやテーマに固執してしまうことがあります。
このゲームの目的は、行動を切り替える練習をしてもらうことでした。

「私たちは、さまざまなテーマに取り組み、そのテーマに興味をもってもらうように学ばなければなりません」

そう、米ジョージア州で10年以上活動しているオーティズム・インプルビズドのリード・プログラム・ディレクターのエバンズは言います。
自閉症スペクトラムの孫がいて、自閉症を持つ人たちのために何かしたいと考えたサンディ・ブルースがこの団体を設立しました。
子どもから大人までを対象としたクラスを開催し、1学期あたり約30〜40人が参加しています。

米ヴァンダービルト大学の社会情動神経科学内分泌学研究所の所長であるブライス・コーベットは、長年にわたり、自閉症の人たちのために演劇をベースにした療育介入を実施してきました。
ブライスは、登場人物を演じることで、どのような視点が得られるかを説明しました。

「多くの人は、非常に具体的に、自分自身の視点から考えます。
しかし社会的な世界に本当に参加するためには、他の人々が自分とはまったく異なる考えや感情を持っていることを認識する必要があるのです。
それは重要な社会的スキルです」

自閉症であることは、能力、知能、課題の点で大きく、そうでない人たちと異なります。

参加者に台本を渡し、最終的に劇を上演するブライスの療育プログラムは、子どもたちのコミュニケーション能力の向上に役立つことが研究により明らかにされています。
なお、演劇を使った療育介入を行う際には、自閉症の人と接した経験のある人がそばにいることが重要です。

米バンダービルトのプログラムとは異なり、このクラスでは参加者は自分で考える必要があります。
台本はなく、観客からのお願いをもとに参加者が演技をするシーンもよくあります。

s2 自閉症の子たちが自分で考え社会スキルを学べる即興演劇ゲーム

米インディアナ大学ブルーミントン校インディアナ障害とコミュニティ研究所教育・生涯学習センター研究員のジム・アンサルドはこう言います。

「私たちは、こうしたクラスが自閉症の若者にコミュニケーションや社会性、友達作り、雇用に関するスキルなどに自信を持たせるのに役立つことを繰り返し発見してきました」

アンサルドのセンターでは、自閉症の若者と自閉症を指導する教師の両方に教育を提供する即興サマーキャンプ、Camp Yes Andを運営しています。

「このキャンプは、教育者や他の専門家も、教室や他の環境で自閉症の青少年を支援する能力について自信を深めるものです」

オーティズム・インプルビズドのクラスの別のレッスンでは、エバンズは布の仕切りを敷いて、舞台を2つに分けました。
観客が提案したシナリオを、観客が選んだ特定の感情とともに、俳優が演じます。
役者は2つの舞台を移動しながら、仕切りを越えるときには感情を変化させなければなりません。

このレッスンの目的は、感情を意識する練習をすることです。
エバンズはこう言います。

「自分の感情はわかっても、他者の感情を知るのは気が進まないことがあります。
しかし、他者の感情を知ることは重要です。
その感情が何なのかに、集中する必要があります」

自閉症の有無にかかわらず、このクラスで行われているレッスンは誰にとっても有益なコミュニケーションのツールとして機能するものです。
こうした取り組みの創始者のひとりとされるヴィオラ・スポリンのことを指してこう言いました。

「彼女は、異なる国からやってきて、異なる言語を話し、異なる文化を持つ移民のグループと一緒に演劇を作るにはどうしたらよいかを考えて、このような即興のゲームをたくさん作ったのです。
常に、違いを超えてつながるためのツールだったのです」

(出典・画像:米NEWSNATION

素人から見ても、寸劇などは確かに、感情表現、感情理解に役立ちそうです。

楽しく学べそうですし、なおさらいいですね。

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(チャーリー)

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