発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

言葉を話さない自閉症の青年は走り続ける。それを支え続けた母

time 2022/11/08

この記事を読むのに必要な時間は約 2 分です。

言葉を話さない自閉症の青年は走り続ける。それを支え続けた母

ジョン・アルメダは自閉症をかかえています。話すこともできません。
しかし、彼の走ることへの情熱は言葉では表現できないほど力強いものです。

高校の陸上競技場からボストンマラソンまで、50マイル(約80km)を走ってきたジョンが、今度は100マイルを走ろうとしているのです。

「朝5時からのトレーニング、深夜にヘッドランプをつけてのトレーニング、暗闇の中でスタートし、暗闇の中でゴールするのですから」

そう、母親のヴァネッサは言います。

これから行われる100マイルランの準備に、ジョンとヴァネッサはマラソン大会に参加しました。
ヴァネッサは息子を自慢するお母さんというだけでなく、マラソンでジョンのそばを走ってきたパートナーなのです。

ヴァネッサは、自閉症はジョンを束縛するものではなく、前進させ、次のレースへの原動力となるものだと語ります。

「息子のジョンは走るのが大好きです。
私は自閉症は息子の才能のようなものと感じています。
自閉症は、息子に必要なものを与えてくれています。
息子は時間や距離を気にしていません。
ただ、自由なエネルギーと純粋な喜びを感じています」

100マイルランでは土曜日の午前5時にスタートし、日曜日の午前2時ごろのゴールを目指します。

これがジョンの最後のレースになることはないでしょう。
ジョンの最終目標は、世界最古の100マイルトレイルレースで、究極の耐久テストのひとつといわれる「Western States 100」です。

(出典・画像:米CBS

ご本人はもちろん、お母さんのがんばりがすごいです。

尊敬します。

両親を亡くした自閉症の青年は登山をして変わった。自立と再会

(チャーリー)


たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから

最近の人気記事

福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。