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自閉症の我が子に我慢できなくなったときにするべき7つのこと

time 2024/02/03

この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

自閉症の我が子に我慢できなくなったときにするべき7つのこと

親は誰でもそうなったことがあります。
我が子が我慢の限界を超えて、ついに自分の忍耐力が切れてしまうときです。
しかし、自閉症の子どもは、親が怒りを忍耐を失うと、通常の子どもがする反応とは異なる反応を示します。

自閉症の子どもに対して忍耐力を失いそうになったら、どうすれば良いのでしょうか?

親が怒りをあらわにしても、自閉症の子どもが直面している複雑な感情の範囲を理解することは難しいかもしれません。
忍耐を失った後でも、親は子どもが状況を理解するのを助けるために、一緒に手伝うことが重要です。

子どもに対して忍耐を失った時に行うべき7つのことを紹介します。

1.子どもを落ち着かせる

私の経験から、私が息子に対して忍耐を失うと、息子は自閉症のメルトダウンに陥ります。
叫んだり、悪口を言ったりし始め、誰ともやりとりができなくなります。
幼い頃から、私と妻は息子が自分を落ち着かせるために何ができるか考え、取り組んできました。
これは子どもごとに異なりますが、私の子どもにとって最も効果的だったのは、数回の深呼吸とこの五感を使うテクニックでした。

・見えるもの5つ、見て
・聞こえるもの4つ、聴いて
・触れられるもの3つ、触って
・匂いがするものを2つ、嗅いで
・味わうことができるものを1つ、味わって

これらのテクニックは、息子と私の行動の悪さについて話し合い、状況を正すことができるように息子を落ち着かせるのに役立ちました。

2.謝る

これはあなたが取ることができる最も重要なステップの一つです。
忍耐を失った後に謝ることは、子どもが責任の重要性を学ぶのを助けることができます。

良い親は自分が間違っていると認めることができます。

たとえ、子どもの行動のせいだったとしても、冷静さを失った時のあなたの反応はやはり間違っていました。
自分の行為により問題が生じたことを認めることも、あなたが子どもに対して怒った後、子どもが自分の感情を理解するのを助けます。

彼らは悲しんでいるかもしれません、怒っているかもしれません、またはフラストレーションを感じているかもしれません、あるいはあなたが反応した方法でどう対処してよいか苦労しているかもしれません。

謝り、自分の行為に責任を取ることは、コミュニケーションの道を開き、親子間の健全な関係を育むことになります。

3.子どもにあなたがまだ愛していることを知らせる

「愛してる」という言葉は子どもにとってシンプルなフレーズですが、忍耐を失った後に彼らに伝えることは、世界で最も重要なことかもしれません。
あなたが子どもの行動に怒りで反応したとき、子どもは傷つき、あなたが自分を愛していないと思うかもしれません。
あなたが愛していることを再確認させましょう。

自閉症の子どもは感情を理解するのに苦労するかもしれませんが、お母さんやお父さんがちょっとした瞬間を一緒に過ごし、あなたたちの行動にもかかわらず愛はまだそこにある、ということを知ってもらうことが必要です。

4.子どもが感じていることを表現する機会を与える

これらの瞬間に、自閉症の子どもは感情で圧倒され、どう感じているかを表現する必要があるかもしれません。
親として、子どもたちが怒りやフラストレーションを発散させることを許すべきです。
そうしないと、将来、子どもたちかあなたからか、さらに爆発が起こるだけです。

自閉症の子どもがこれらの感情を処理するのは難しいかもしれませんが、発散しているときは、必要とするものを、子どもが必要とする方法で(理由の範囲内で)伝えることを許して、そのままにしてください。
子どもが自分自身の蒸気を吹き飛ばした後に、より「普通」のコミュニケーションレベルのための扉が開きます。

5.落ち着く方法を考える

自閉症の子どもたちは、あなたが彼らに対して忍耐を失った後、落ち着くために方向転換する必要があるかもしれません。
私が息子と私の妻が使用する深呼吸と五感を用いた方法は先に述べました。
しかし、これらは私たちが彼が落ち着くのを助けるために試した唯一の方法ではありません。

このとき、感覚の問題があなたの子どもたちに影響を与えているかもしれません。
問題に応じて、ノイズキャンセリングヘッドホンを提供するか、余分な感情を処理するための何らかの身体活動を許可してください。
感覚の問題に対処することは、あなたの子どもの精神的健康にとってより良いでしょう。

私たちの息子は音楽と本が大好きなので、その両方を彼の落ち着かせる戦略に組み込む方法を見つけました。

息子が音楽やオーディオブックを聞いたり、本を読めるようにしました。
こうすることは、息子と私たちを助けます。
全員が落ち着いたら、親と子はその状況について話し合うことができ、さらなる問題を避けることができます。

6.必要であれば、専門家の助けを求める
状況が手に負えないことを認めるのは難しいかもしれませんが、状況が手に負えなくなったときに利用可能な専門家の助けがあります。
自閉症や特別支援を専門とする人たちがいます。

私の息子の怒りへの反応は、学校から絶えず帰宅させられることにつながりました。
ある時、妻は息子が落ち着かなかったので、病院に連れて行かなければなりませんでした、
妻は全ての忍耐を失っていました。

この時点で、私たちは息子が自傷行為をするのではないかと恐れました。

私たちは息子にカウンセリングを受けさせ、地元の支援グループに会いました。
学校からは、息子の感情的なサポートニーズを満たすことができる別の学校を推められました。

息子には休憩が必要でした。

そして、息子は今、新しい学校の環境でうまくやっています。
まだ、いくつかの感情的な爆発や行動の問題はあります。
しかし、息子は私たちに何が息子を悩ませているのかをよりよく伝えることができるようになり、私たちが忍耐を失う可能性が低くなりました。

7.自分自身を許す

私たちは皆、子どもたちに対して怒りやフラストレーションを経験します。
定型発達であろうと自閉症と診断されていようと。

それは、自分を哀れんだり自分自身に対するフラストレーションにつながるかもしれません。
しかし、それにとどまることはできません。
自閉症の子どもとの忍耐を失った事実に対処することは、私たちが親として成長する唯一の方法です。

忍耐を失ったこと、そしてあなたがそのように反応した行動を子どもが起こしたことを許してください。
それはあなたとあなたの子どもの両方のストレスを取り除き、皆が落ち着いていられるのを助けます。

忍耐を失うことは避けられないことです。

しかし、自分自身を許した後は子どもと話をして、彼らの行動がストレスにつながった理由と、彼らのニーズに対処するために何ができるかを理解させることができます。

自閉症の子どもたちと冷静さを、ときに失っても大丈夫です。
それはあなたを悪い親にはしません。

子どもが自閉症スペクトラムにいることは、あなたの怒りのボタンを押し、あなたをストレスに感じさせるのを止めません。
ただ、親は忍耐を失った後も、子どもたちとオープンにコミュニケーションを取る必要があります。

必要であれば助けを求めることを恐れないでください。

他の親や家族のメンバーに頼るか、特別なニーズのサポートを見つけてください。

子どもの良い行動は、褒めてください。

家での行動につながっているトリガーがあるかどうかを確認するために、子どもの学校とも話をしてください。

また、必要であれば休憩を取ることを恐れないでください。

親、子ども、または両方に緊張が高まっていれば、さらなるストレスにつながることがあります。
代わりに、関わるすべての人が落ち着くのを待つのです。

複数の子どもがいる場合、興奮した子どもが兄弟にとって不必要なストレスを引き起こすこともあります。

あなたは、忍耐を失ったかもしれません。
しかし、その爆発の後も、状況を適切に対処するためには日々忍耐が必要です。

(出典:米Autism Parenting Magazine)(画像:たーとるうぃず)

うちの子がまだ小さかったころは、叱ったというより「怒った」ことが何度もありました。

その度に、後で本当にひどく反省し自分が情けなく、うちの子に謝ったものです。

大きくなってからは、そんなこともめっきりなくなりました。

一緒に私も成長してきたのだと思います。

発達障害や知的障害などの子の親へ。ストレスへの5つの対処方法

(チャーリー)


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