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ロボットが発達障害の子の発話を増やした

time 2016/11/07

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ロボットが発達障害の子の発話を増やした

カナダのライアソン大学の研究チームは自閉症の子どもたちが小さな人型ロボットのNAOとは困難をかかえずにコミュニケーションできることを発見しました。
言語文学文化学科の教授のステファニー・ウォルシュとジャミン・パーキーはライアソン大学の学生と自閉症の子どもたちと一緒になって、療育を行いながら、繰り返しロボットとのやりとりについて研究をしています。
チームでは、思春期前の発達障害の子どもたちがロボットとどのようにやりとりをして、発話や言語にどのように影響するかの研究調査をしています。
その結果、発達障害の子どもたちは、喜んでロボットとやりとりをし、それに困難もかかえないことがわかりました。
「喜んでしてくれるので、私たちもたくさんの情報を集めやすいです。」
研究を行う学生のウォルシュ・マシューが言います。
「そして、子どもたちはたくさん発話するようになりました。ロボットとやりとりをしていると、言葉が増えます。」
子どもたちはそれぞれ、週に一時間、ロボットとの授業を受けます。6週間続けました。
ロボットはテーブルの上で、座ったり立ったりしています。
子どもたちはその前で椅子に座っています。療育の先生が行っていきます。
ロボットと子どもたちはカードゲームをしたり、歌ったり、詩を読んだり、クイズをしたりします。
同じ部屋で、研究チームの学生が座って、子どもたちの振る舞いを見ています。
「ロボ使い」とも呼ぶ、コンピュータを使ったロボットの操作を行います。
「ロボットは座ったり、話をしたり、時には子どもの話を聴きます。さよならの挨拶もします。とてもかわいいですよ。」
ウォルシュ・マシューが言います。
子どもたちは、プログラムにより命を吹き込まれた物体で遊んでいると言えます。
しかし、そうではありません。
人型の機械に自分を重ねているのです。
最初の段階の研究のことです。
ロボットが壊れてしまった時に、発声を始めたり、先生との話すパターンが増えた子どもたちが現れました。
そのようなことを研究チームが見たのは初めてのことでした。
「突然のことでした。わずかな人数ですが、言葉を使わなかった子どもが、言葉を使ったのです。
自分なりのイントネーションですが、正しいものでした。真似しているのとは違いました。
もっている言葉を本当に使いだしたのです。」
 
この発見は、次の段階の研究に引き継がれました。
今は、ロボットがわざと間違えるようにしています。
それによって、子どもたちがロボットの故障に対してどんなふうに反応し、言語発達に良い影響を与えているかを調べています。
ロボットのNAOは、フランスのロボットの会社、アルデバランにより製造されていて、発達障害の子どもたちのコミュニケーションの学習に世界中で利用されています。
「ロボットのNAOは、そもそも発達障害の子どもたちのコミュニケーションによいツールなのです。」
ライソン研究員たちの、ロボットのNAOでの研究は2014年から行われています。
出典・画像:カナダThe Eyeopener
 
仏アルデバランは、あのPepperを作っている会社でもあります。
かわいらしいロボットにぴったりの活躍だと思います。
 
こちらのロボットもとてもかわいらしいです。
発達障害の子ども向けロボットLeka

(チャーリー)

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