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料理ショー発達障害少年が出版し就労支援

time 2016/11/12

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料理ショー発達障害少年が出版し就労支援

ユーチューバーになっただけでなく本も出しました。
14歳のチェイス・ベイリーには、発達障害は関係ありません。
発達障害の人に
「できることを考えて欲しい。できないことを考えるのではなくて。」
と語ります。
チェイスの料理は、テレビで料理番組を見たことから始まります。
「シェフになりたい。
そして自分の店を開きたいと母に話したことがきっかけです。
そしてブログをはじめたいとも言いました。
自分の料理ショーを見てもらうためです。
すると母から、やりたいことがわかったのなら、どうして今しないのと返ってきました。」

チェイスのYoutubeでの料理ショーには、17000人の視聴者がいます。
チェイスはいろいろな有名シェフの隣で料理をします。
シェフたちは彼にコツやテクニックを教えていきます。

料理ショーを続けていることは、発達障害による困難に負けない支えになっていると言います。
「たくさんの発達障害の人たちが、運動障害や手を広げたりすることに困難をかかえています。
話すことも難しいことがあります。
僕が料理ショーをしている時には、僕はカメラに向かってしゃべります。
それは僕が正しくしゃべるのに役にたちます。
料理ショーの中では、特別な道具を使ったりすることもあります。
僕の運動障害に役立つものです。」
チェイスの初めての料理本”N Yur Face Cookbook”には、チェイスが考えたたくさんの料理のレシピが書かれています。
「いくつかの料理は、どんな世代の人にもあうはずです。僕のおばあちゃん、カレンのジンジャーブレッドとか。」
料理本からの収入は、この料理本の特徴にもなっていますが「チェイスのあなたの夢基金」のものとなります。
この基金はチェイスが発達障害の人の就労に向けての活動を支えることを目的としたものです。
「たくさんの人が発達障害の僕を助けてくれています。僕もそういう人たちのように自立できるようになりたいんです。
そして、僕も他の発達障害の人がそうなれるように手伝いたいんです。」
チェイスの母親のメリーも、チェイスの成長と料理の才能を支援したいと言います。
「たくさんの時間を、発達障害だからできないこと、に費やしてきました。
私が本当に思っているのは、必要なのは磨くことです。
発達障害の子どもや成人がもっている強みを見出して、それを使えるように手助けをするのです。
私が息子のチェイスにしたいことはそういうことです。
すべての発達障害の親たちが、発達障害などの障害を持つ子どもたちにそう思うはずです。」
チェイスはこれまでに成し遂げたことに関係なく、これからも夢を膨らませていきます。
大学に行って映画と演技を勉強したいと考えています。
そして、自分のレストランも持ち、自分の人生を楽しみたいと考えています。
(出典・画像:米INSIDE edition
できないことにこだわらず、できることを見つけて伸ばす。
発達障害に関わらず、そのとおりだと私も思います。
できること、好きなこと、やりたいことを伸ばすほうが、その人にも、社会全体にとってもいいことだと思います。
どんどん、伸び伸び活躍して頂きたいです。
こちらも元気になります。

こちらの親も徹底して、伸ばそうとしています。
こだわりを一緒に楽しむ。6歳の子が開いたスーパー

(チャーリー)


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