発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

目が見えない発達障害少女を支えるのは音楽

time 2017/02/08

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

目が見えない発達障害少女を支えるのは音楽

アスレー・ファレルは音楽が大好きです。
カナダのニューファンドランド島に住む18歳のアスレーは、縦笛やマラカス、ハーモニカなど、さまざまな楽器で演奏します。
実際、数年かけて集めた楽器でプラスチックの箱はいっぱいになっています。
最近は、彼女のコレクションの中で、一番新しい楽器に夢中になっています。
それは、アコーディオンです。
「これは、クリスマスイブにもらったんです。
不思議なことに演奏のしかたを知っていました。」
ファレルはそう言います。
このアコーディオンは、慈善団体から贈られたものです。
a1
慈善団体のハワード・ウォルシュは贈った日のことをこう言います。
「涙を流して、喜んでくれました。
みんなも感動していました。
そして、クリスマスイブのパーティーが始まったとたん、彼女は帰ってしまいました。
いいんです。それは。
彼女は大きなアコーディオンを手に入れてすごくうれしかったんです。」
アスレーの母、イボンヌ・ファレルによると、
アスレーは生まれた時から目が見えず、最近になって発達障害と診断もされました。
音に頼ることで、アスレーは日々かかえる問題に対応しているといいます。
そして、音楽はアスレーにはなくてはならないものだと、イボンヌは言います。
「音楽を、娘は自分ひとりで完璧に学びます。
私も、待つということを教えられました。
娘は音楽に夢中になります。
誰にも邪魔をされずに自分ひとりの時間を楽しんでいます。
そうして、娘は自分の音楽を演奏できるようになります。
演奏のしかたは普通とは違ったりしていますが。
音楽は娘の親友なんです。」
a2
アスレーの妹、ケイラもアスレーと音楽との強いきずなを目にします。
「心から、本当に音楽が好きなんです。音楽はアスレーの親友だと思います。」
9歳のケイラもときどき、アスレーといっしょになって音楽を演奏します。
2人で行う演奏会で、火事で被災した方への寄附を募る活動も行いました。
アスレーにとって、音楽はとても大きな存在だと言います。
「音楽は、魂に良いんです。」
(出典・画像:カナダCBC
大好きなものがある人が、それに没頭する姿からは、何かを学びます。そしてあこがれます。
子どもからは特に。
没頭をあまりしなくなってしまった結果を大人と呼んでいるのかもしれません。
ロックで変わった子どもたちもいます。
チープ・トリックのロックミュージック療育

(チャーリー)


たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから

最近の人気記事

福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。