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偽りの希望を与える「治す」方法に注意

time 2017/04/20

この記事は約 3 分で読めます。

偽りの希望を与える「治す」方法に注意

米食品医薬品局(FDA)は、発達障害の子の親に向けて、役に立たない発達障害の治療について注意喚起をしています。

最初にFDAは発達障害を治す方法はないということを明確にしています。
「治す」としているものは、事実ではないと伝えています。

「治す」とするようなものに対して、冷静な判断を行うために次のようなアドバイスをしています。

・どんな病気も治ると主張するものは疑わしいものです。
・個人的な意見、証言は科学的な根拠ではありません。
・すぐに治ると主張するものは疑わしいものです。
・科学的な大発見や秘密の成分を含んでいる「奇跡の治療法」は信じることは難しいものです。

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発達障害について「治す」ものとして、米国では次のものが特に知られています。

「キレーション療法」

毒性の化学物質と重金属を結合させ、体内から取り除くことによって、体を浄化すると主張します。
スプレー、座薬、カプセル、液薬、粘土浴など多くのかたちで提供されます。
FDAが認可するキレーションの薬品は、鉛中毒や鉄の過剰摂取など解毒治療薬として特定の用途のみに認可されています。処方せんが必要なもので、医師などの正しい監督下でのみ使用されるものです。
発達障害の治療薬としては認可されていません。
人間の体に必要な重要なミネラルを除去するようなことは、生命を脅かす深刻な危険性があります。

「高気圧酸素療法」

加圧されたチャンバー内で酸素呼吸を行います。
水に潜るダイバーがなる減圧症の治療など特定の医療目的でのみ、FDAは認可をしています。

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「デトックス浴」

お風呂の水に加えるこれらの製品は体内から化学毒素、汚染物質、重金属を引き出すと主張します。
発達障害の症状を「劇的に改善する」と誤った宣伝を行っています。

「ラクダのミルクやエッセンシャルオイルを含む製品」

これらの製品は、発達障害やその症状の治療薬として市販されていますが、これらの宣伝のとおりに有効であることや安全であることは証明されていません。
ヘビのオイルも、発達障害を治すものとして販売されています。

 

発達障害と診断された子どもは米国では68人に一人です。
有効な治療方法がないため、多くの人が代替医療を求める状況にあります。

しかし、これらの代替医療は高価な上に、科学的な根拠がありません。
科学的、医療的な協力と支援が必要な人たちに対して、偽りの希望を与えています。

科学的な根拠にもとづいた治療方法はあります。

特定の症状には効果が認められ、発達障害の人がかかえる困難に対して助ける治療方法です。
FDAが認可している発達障害の人の症状を緩和する薬があります。
例えば、知覚過敏に対応するためには抗精神薬の利用をFDAは認可しています。

米FDAのページ

(出典:the American Council on Science and Health)(画像:pixabay,wikimedia

 

海外の情報を見ていると、「ラクダのミルク」そして最近は「大麻」がそういうものとして目につきます。

頼るものがなくなった時に、どうにかしたい気持ちは私も察します。

ですが、偽りの希望にすがって、親子が危険にさらされてはいけません。

 

事件になってしまったものもあります。

米FDAも注意警告。発達障害への代替医療

(チャーリー)

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