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レゴを使った療育で発達障害の子が人とのやりとりもできるように

time 2017/07/05

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レゴを使った療育で発達障害の子が人とのやりとりもできるように

イギリスのトーベイ郡の教職員たちは、レゴを療育に活用し、生徒たちに効果が現れてきています。
英スーパーマーケットチェーンのセインズベリーが、レゴの寄付やその他の費用の負担も行い、トーベイ郡の発達障害フレンドリースクールプロジェクトを通じて、発達障害の子どもたちの未来を支援しています。
トーベイ郡の27の小、中、特別支援学校で、レゴを使った療育を行います。
先生たちは、レゴによって自閉症スペクトラムの人たちが、他の人とのやりとりを行うようになり、人との関係ができることを学んできました。
「LEGOはみんな大好きです。
これまでの研究では、LEGOを使った、きちんと考えられたグループ活動によって、まわりの人とのやりとり、
人間関係の構築、言語能力について、特別支援を必要とする子どもたちにプラスの影響があることがわかっています。」
発達障害の子どもに対しては、特に効果的です。
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特別支援学校で、先生を支援してきたメリー・ブルトンは、レゴによる療育によって、子どもたちに喜びと大きな結果を現れるのを支援してきました。
「私たちがサポートを行うことで、先生たちは自閉症スペクトラムの人たちが直面している問題をより深く理解し、生徒たちがうまくいくようになるために必要な支援ができています。
レゴによる療育はとても楽しいものです。
子どもたちも、それを楽しむことで成功しています。」
「レゴを手にしているときだけではありません。
多くの場面において、子どもたちのコミュニケーションが大きく改善されています。
子どもたちは、いっしょに遊んだり、学習をしている時間に、他の人とのやりとりを行うようになりました。
親たちからも、家にいる間もこれまでと違ってきたと、肯定的なコメントも頂いています。」
「レゴによる療育は、私たちの学校ではとても喜ばれています。
子どもたちは、大きな自信を持つこともできました。そしてそれを、家族や友だちと共有することができています。」
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スーパーマーケットのセインズベリー社のエマ・スコットたちは学校を訪れて、こう述べています。
「この地域の人たちに役立ちたいと考えています。
私たちは、この取り組みを支援できることをうれしく思っています。
LEGOを楽しんでいる子どもたちを見ていると、それだけの価値があったと認識できます。
寄付金がこのように利用されているのは、本当に素晴らしいことです。」
(出典・画像:英devonlive.com
レゴ、そしてマインクラフトにも共通すると思いますが、作ることを通じて、人に伝えたり、一緒にできたりすることがいいのでしょうね。無理をして、目を合わせたり、言葉がなくてもかまいませんし。
うちの子どもは、レゴも難しいです。
ですが、何かとテーブルに並べ始めるので、いっしょになって並べたり、配置を変えたりしているだけで、一緒に何かしている気分になって楽しくなります。
マインクラフトで発達障害の息子は変わった

(チャーリー)

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