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発達障害の子どもと家族向けの遊べる機会

time 2017/08/08

この記事は約 4 分で読めます。

発達障害の子どもと家族向けの遊べる機会

父親のティム・シュレンベルグがつかまえようとしても、3歳のトビーは夢中になって、米フィラデルフィアの周りを走り回っていました。

「パパ!こっち見て!」

トビーは楽しそうに声を出しています。

トビーを夢中にさせているフィラデルフィアの街は、レゴで出来ていて、高さが2.7mあります。
150万個のものレゴでできています。

レゴランド・ディスカバリーセンターの見ものの1つです。

楽しんだのは、トビーと父親だけではありません。
この日はこのレゴランドで初めての自閉症スペクトラムと診断をされた子どもたちなどに向けた、感覚にやさしい日でした。

「初めての取り組みだそうですが、とても素晴らしいです。」

トビーの父親のシュレンベルグはそう言います。

「レゴは私が子どもの頃にも役に立ちましたし、今は息子のトビーが自分の時間をこれで楽しく過ごしています。」

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この日は、照明も少し暗くなり、音も小さくなっています。
入場者も制限されています。
さらに落ち着ける状況になった場合のために、いつもは誕生日パーティー用に利用される部屋も休憩室になっています。

まわりとのやりとりやコミュニケーション、行動に問題をかかえることが多い発達障害の子どもたちを、定型発達の子どもといっしょにするのか、別にするのかが、このような施設では考える必要があります。

発達障害の子どもたちの増加にともない求められるようになってきたのです。

米国疾病対策予防センターの発表では、子どもの68人に一人は発達障害です。これは15年前の2倍の数となります。
診断方法が変わったことがこの増加に関係していると考えられていますが、実際に発症率も上昇していると伝える専門家もいます。
そして、自閉症は最も米国で急速に増えている発達障害です。

エンターテイメント施設や文化施設で、そういった子どもたちを歓迎するところも増えてきました。

フィラデルフィアのメジャーリーグのチームでは、発達障害の啓発イベントを主催しています。
デラウェア州の国際スピードウェイとNASCAは、毎年発達障害者向けのイベントを開催しています。
その他に、博物館や動物園など子どもたちに人気の施設で、自閉症の子ども向けのプログラムや宿泊施設が提供されています。

このフィラデルフィアにあるレゴランドは、ルーテンベルク自閉症センターと提携し、スタッフたちは自閉症スペクトラムの人たちがどのような感覚をうけているのかを学んでいます。

「発達障害とは、世界を別の視点で見ていることです。」

発達障害の子の親でもある心理学者のエリック・ミッチェルはそう言います。

発達障害の人は、それぞれ症状が異なることをミッチェルはレゴランドのスタッフに伝えています。

その上で、多くの人は騒音や強い光、触感に過敏であり、目をあわせることを避けているために、人の話を聞いていないように見えてしまうことがある。
そして、奇妙に見える動作や行動をする人がいることを教えています。

静かな声で話すこと、特に発達障害の子がパニックになっているときには特にそうすることも。

「一番伝えたいことは、発達障害の子どもたちも、精一杯、楽しみたいと思っていることです。」

レゴランドのスタッフ、テイラー・ジョンソンはこの感覚にやさしい日のイベントに向けた研修を受けるまで、発達障害についてあまり知りませんでした。

「私にとっては新しい勉強でした。
今まで、そういう人に会ったことがありませんでした。」

研修では、パニックなどを起こして落ち着くことが必要な場合には、休憩室に安全に案内することを教わりました。

しかし、本番のこの日、それを必要とする子どもを見ることはなかったと言います。
テイラーが見たのは、ただ楽しそうに遊んでいる子どもたちだけでした。

「みんな、ただの普通の子どもです。変わりありません。」

(出典・画像:米Philly.com

発達障害の子と家族が気兼ねなく遊べる機会がどんどん増えれば、とてもありがたいです。

本人や親以上に、きょうだいが気兼ねなく遊べると思うのです。

きょうだいは目が気になったり、心無い子どもと対峙したりしますから。親よりもたいへんだと思うので。

 

こんなお店もあります。

発達障害少年が喜ぶ電車模型が店内を走る店

(チャーリー)

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