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自閉症の人はそうでない人よりも驚かない

time 2017/08/13

自閉症の人はそうでない人よりも驚かない

「くつ下を入れている引き出しを開けると、パイナップルが入っていました。あなたは驚きますか?」

Nature Neuroscience誌に掲載された、レベッカ・ローソン博士の自閉症に関する最新の論文に関係する質問です。

この研究が伝えることは、環境の変化に対する脳の反応についてです。

日常生活において、くつ下の引き出しの中にパイナップルが入っていたら、驚くでしょう。
しかし、小さな子どもが突然騒ぎ出しても、それほど驚くことはないはずです。

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これまでの研究で、自閉症の人は、そうでない人が驚くようなことでも、驚かないことが多いことがわかっています。

そして、今回のローソン博士の研究は、これを定量的に測ろうとする初めての研究です。

ローソン博士は、自閉症の成人24人とそうでない25人の参加者に、コンピュータの画面を見て、家か顔かを分類してもらいました。

その実験の間、画像は次の画像が何であるかを予想させるような、様々なパターンで表示されます。

参加者が、表示された画像が、予想通り、予想しなかった、わからなかったと感じさせるためにです。
そして、参加者の反応する時間、瞳孔の拡張を確認することによって、どれほど驚いたか測定することができます。

そうしてローソン博士は、予想しなかった画像の出現に驚く自閉症でない人と比べて、自閉症の人はあまり驚かないことを明確に示しました。

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なおこの研究では、自閉症の人が予期しないことにあまり驚かないことを明確に確認しただけでなく、この結果をもたらす神経系のメカニズムの問題も明らかにしています。

瞳孔の大きさは、ノルアドレナリンの放出と関係があります。
ノルアドレナリンは驚いたときに分泌されるものです。

自閉症の人の瞳孔の拡張の測定から、ノルアドレナリン分泌系に異常が認められ、それが自閉症の人の日常生活における困難の大きな原因であることも示唆されます。

ローソン博士は現在、英国ケンブリッジ大学で新しい研究室を開設しています。
この研究室をより拡大し、医師が自閉症を早期に診断できるようにするためのツールを開発したいと考えています。

(出典:英NewsStatesman)(画像:Pixabay

たしかにうちの子も驚いた姿を見たことは少ないです。

いつもにこにこ朗らかなのはよいのですが、驚くことがないということは、急な危険に気づかないことにもつながるので、それはやはり心配なことです。

なるべく避けたい、避けるように教えたり、行動はしているつもりですが、予測できない危険は必ずあります。

 

世界の捉え方が違うのです。ですから教わることも少なくないのです。

自閉症の人は広告に騙されない判断ができる

(チャーリー)

 

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