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発達障害の息子の克服を他の親にも伝えたい

time 2017/10/02

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

発達障害の息子の克服を他の親にも伝えたい

子どもが恐怖を感じるものを克服できたら、それはお祝いをしたくなることです。
サラ・ファレルベイカーにとって、息子のオーガストが公衆トイレに設置されているハンドドライヤーへの恐怖を克服したことは、感覚に問題をかかえる発達障害の子をもつ他の親たちにも伝えたい、オリンピックでメダルをとったようなすごいことです。
「かかえている感覚の問題や、発達障害の子どもについて、母親になるまでは知りませんでしたが、今は私にとって当たり前のことです。」
そうFacebookにサラは書き込んでいます。
息子のオーガストにはたくさんの音が聞こえてしまうので、公衆トイレ、そしてハンドドライヤーが辛いことはよくわかっています。
しかし、息子が新しく入学した学校に行ってみて、息子が何か変わったことがわかりました。
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「今日、息子の通う小学校に行ってきました。
息子の手を握って、一緒に回って、息子がどう過ごせるかを見てきました。
食堂を見たあと、トイレの前を通ろうとしたときに、息子に手を洗ってみてとお願いをしてみました。
息子はできるよといいました。
ペーパータオルでふくことはできました。
そして、パニックになっても大丈夫なように息子を支えました。」
ハンドドライヤーにパニックになっても大丈夫なようにです。
しかし、実際は息子は青く光ることを楽しんで、風の中で手を動かして楽しんでいました。
サラはうれしくて涙があふれました。
「私は泣いてしまいました。
そんな息子を見て、うれしくなってしまいました。
そして、これに恐怖を感じていたことがおかしくなって笑えてきました。
この瞬間、新しい世界が開けたように思いました。
息子が自分の周りの世界に順応できているのを見ることができたのです。
もう、オリンピックでメダルをとったようなうれしさです。
私の息子は、今日、ハンドドライヤーを使うことができたのです。
私にとっても、最高の瞬間でした。」
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サラはこの出来事を、発達障害の子どもをもつ他の親たちにも伝えたくてFacebookに書き込みました。
「息子が4歳のときに感覚に問題をかかえることがわかりました。
息子の状態を知ることができました。
そして、同じような問題をかかえる子どもたち他にもがいて、親がいることを知り、私は安心した憶えがあります。
だからこそ、この出来事を他の親たちにも知ってほしくて、未来があることを知って欲しいのです。」
(出典:米POPSUGAR)(画像:Pixabay
できなかったことができるようになるとうれしいものです。
知らない人からすれば、ほんのささいなことでも。
私も、最近また白いごはんを食べてくれるようになってくれて、とてもうれしく思いました。
ここ数年、なかなか食べなかったのですが、最近は自分から食べるようになりました。
そんなことでも、うれしいものです。
 
こちらのお母さんも伝えてくれました。
動画を公開して残酷と言われた母親の真意

(チャーリー)


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