
ディーンとマインディ・ヘイン夫妻はこれまでに数十人の子どもを育てています。
18年前、発達障害の双子の赤ちゃんマイケルとコーディーの親となりました。
今二人はセンタービル高校に通っています。
「私たちはマイケルとコーディーを養子にしました。
ふたりが私たちを必要として、私たちもふたりが必要だったからです。」
高校生のマーチング・バンドのコンクールを行っている団体、バンド・オブ・アメリカはYoutubeでマイケルとコーディーを紹介しています。
センタービル高校のマーチング・バンドの監督、ブランドン・バロメッティは、音楽がマイケルとコーディーの自分自身を伝えることに役立っていると言います。
「ふたりはバンドとダンスを通じて、伝えているのです。」
ブランドンは最初はふたりのことを心配していましたが、自然とそうなっていったそうです。
ヘイン夫妻はマイケルとコーディーが中学校で楽器に触れるまで、バンドをすることなど考えたこともありませんでした。
「バンドに参加するようになっておどろきました。
他の生徒たちも、ふたりを受け入れてくれています。
ふたりは人生を楽しんでいます。
ふたりはお互いを尊重し、そしてバンドが大好きです。」
ふたりはマーチング・バンドだけでなくジャズバンドにも参加しています。
マイケルはパーカッションを演奏し、コーディーはサクソフォンを演奏します。
音楽に加えて、マイケルは手話を学び最近はサッカーの試合で手話で説明を行う機会がありました。
コーディーはダンスが大好きです。
昨年は高校の才能コンテストで、ダンスで優勝しました。
父親のディーンはこう語ります。
「マイケルとコーディーは多くの人を元気づけています。
ふたりの今を見ると、みんなが明るくなります。
私たちは、人の前に立って何かを行うことの重要性とそのために必要となることが日常生活にもよい影響をもたらすことを知りました。
ふたりがお互いを支え合う感情は、家族の重要性を思い知らせてくれます。
ふたりのことが大好きです。
ふたりには困難もありますが、素晴らしいこともたくさんあります。」
(出典:米my Dayton Daily News)(画像:Youtube)
発達障害と呼ばれるものがあっても、そんなことを忘れさせてしまうほどこんなに仲良く、そして活躍をされている姿を見ると本当にうれしく思いますし元気になります。
笑顔っていいですよね。
発達障害とそうでない兄妹のそれぞれの心配
(チャーリー)