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ロボットペットは発達障害の人も助け、大きく活躍をし始めている

time 2017/12/09

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ロボットペットは発達障害の人も助け、大きく活躍をし始めている

生きているわけではないのに、ロボペットに感情をもってしまうのはなぜでしょうか?

「興味深い疑問です。

赤ちゃんを対象にした研究では、そうなるのは人が生まれたときからもっている性質であることを示唆しています。」

人とロボット、人と動物の関係について研究をしている心理学者、パデュー大学のゲイル・メルソン教授はそう答えます。

メルソン教授によれば、人のように思ってしまう脳の仕組みについてはまだ特定できていないものの、人類の進化から推測できるといいます。

「私たち人間は社会的な生き物です。

そのため、私たちは他の生き物の見た目にかかわらず、関係が持てるように進化をしてきました。
私たちには「命」に注目する傾向があるのです。」

メルソン教授の研究では、4歳から15歳までの子どもたちがロボット犬のAIBOとどのような関係を築くのかを調査しました。

AIBOは本物の犬とは多くの面で異なります。しかし、動かないただのおもちゃとは違います。

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特に子どもが幼いほど、AIBOに感情を持つことがわかりました。

興味深いことに、すべての年齢の子どもにおいて、ロボット犬に対して、道徳的な規範にしたがった扱いをしました。危害を加えたり、捨ててしまうことは間違っていると主張しました。

「新しい存在が、現代に誕生したのです。

生まれてからコンピュータに囲まれてきた子どもたちにとっては、特にそうです。

今までは、生きているもの、生きていないものと分けてきました。

しかし、ロボットはそのようには分類できません。ロボットは新しい存在なのです。」

人型のロボットに対して倫理面での懸念や不快感がもたれていたことがあったように、ロボットペットにも同様な問題が提起されています。

しかし、ロボットペットは人を助けるものとして大きく活躍をしはじめています。

ふさふさの毛が生えた、ハスブロ社の犬やねこのコンパニオンロボットは、不安やストレスに苦しむ認知症の人たちに喜ばれています。
このロボットたちは、餌やりや世話をする必要なしに、本物の犬やねこと同様に友情や愛情を感じさせてくれて、孤独や悲しみを軽減しているのです。

「多くの人が、本物の動物のようにペットのロボットに触れたり、抱いたりして話しかけています。」

オークランド大学のエリザベス・ブロードベント助教授はそう説明します。

人型のロボットとは違って、動物のようなペットロボットに人は多くの反応を期待しないため、単純な設計や動作のもので効果が期待できるといいます。

2016年に行われた調査では、標準的な治療を受けている痴呆症の患者と、週に3回20分間ロボットペットを遊んだ痴呆症の患者61名についての比較がなされました。

その結果は注目すべきものとなりました。

ロボットペットと遊んだグループは、脈拍数の減少、血中酸素濃度の上昇からストレスが減少していること、うつや不安の低下も見られたのです。

また別の研究では、発達障害の子どもがただのおもちゃの犬よりも、犬型ロボットのAIBOと深く関係を築くことが示されています。

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アレルギーのある人や、生き物を飼うことができない人にとっては、ロボットペットは良い選択肢になるかもしれません。

しかし、特に発達心理学の研究者は、本物の動物ではなくロボットペットとの関係では、生き物が提供してくれる社会的な、感情的なつながりが存在しないことを危惧します。

「私たちは、すでにiPadやスマホなどを利用する子どもたちに不安を持っています。
それはSNSを通じての人間関係ばかりで、本当の友情を知らないために、子どもたちはこれまでの子どもたちよりも、孤独になってしまっているからです。
ロボットのペットでも、同じような問題が起きるかもしれません。」

そうブロードベント助教授は言います。
それに対して、メルソン教授はこう言います。

「そのような問題提起をされると少し考えてしまうかもしれません。

しかし、これからロボットのペットが活躍する機会はますます多くなります、だからといって、本物の動物のペットの活躍が減ることはないでしょう。

そして例えば、老人ホームで本物の動物のペットが利用できない場合に、ロボットのペットを利用することで何か失われるものはあるのでしょうか?

本物の犬のような匂いがしたり、感情を示し反応できるロボットはまだありません。

しかし、世話をすることも難しく、お金をかけられない場面では、ロボットペットは十分によい方法となるはずです。」

メルソン教授は、人に備わっているものや本物の生き物たちによって、ロボットペットが本物のペットに置き換わることはないと考えています。

自宅でAIBOをテストし研究している間、小さな本物の犬も一匹飼いました。

「ロボットの可能性よりも、限界を感じたと言わざるを得ません。

これから、ますますロボットは様々なことができるようになっていきますが、
本物のペットの代わりではなく、ロボットペットはロボットペットして存在していくと思います。」

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(出典:米Futurism)(画像:ソニーaiboのWebページから)

うちの子どもの友だちになってほしいと、犬をずっと飼いたいと思っているのですが、環境の問題などから飼うことができません。ロボットには本当に期待しています。新しいaiboはどれくらい助けてくれるものになりそうなのかとても期待しているところです。

aiboにも会いました。

特別支援教育で活躍するNAOに会いに行く

(チャーリー)

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