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無意識を研究理解することで発達障害の人が社会的な合図に敏感に

time 2018/01/10

この記事は約 3 分で読めます。

無意識を研究理解することで発達障害の人が社会的な合図に敏感に

たくさんの人混みの中を過ぎるとき、多くの顔は見流しますが、いくつの顔に気づくことがあります。

このとき、私たちの脳はどう働いているのでしょうか?

Nature Human Behavior誌に掲載された新しい研究では、人間の顔を見たときに無意識に行われる処理があること、そしていくつかの顔だけに注目し他の顔は無視してしまう理由を説明します。

イスラエルのへブロー大学の心理学のラン・ハシン教授らにより行われた研究です。

ハシン教授と研究チームは、174名の参加者に協力をしてもらい、すぐに切り替わる300の画像セットを見せました。

参加者は片方の目では人間の顔を見ます。もう片方の目には幾何学模様が見せられます。

人間の顔が見えたら、すぐにパソコンのキーを押すことになっています。

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この実験から人間の顔を見てから、その画像が脳に送られ、人間の顔を見ていると理解するのには数秒かかることがわかりました。

また、最も短い時間で人間の顔だと認識されたのは、力や支配を示すような表情をしている顔でした。

「私たちは無意識に、何に気づき、何に気づかないかを決定しているのです。

私たちはこの脳の無意識なしくみ、精神的なアルゴリズムを発見しました。

この無意識のしくみが、自分を支配しようとする潜在的な脅威には高い優先順位をつけ、私たちがすぐに見ることができるようにしているのです。」

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これまでの10年間、ハシン教授は意思決定、記憶、モチベーション、意見の形成に関わる無意識について研究を行ってきました。

「これらの研究は、意識に影響を与える無意識を理解しようとするものです。

意識的に行っていることの多くは、無意識の影響を受けるものであり、そしてその人が持っている目的意識が大きく関わってきます。

例えば、あなたがロマンチックなパートナーを探しているときには、あなたの脳はこれまでとは違った方法で人間を見ています。

無意識がパートナー候補の顔を優先的に見えるように強調し、他の顔はあまり見えないようにするのです。

同様なことが、危険を回避するためにも起きている可能性があります。

人混みに遭遇したときには無意識が、ある種の「脅迫的な」顔を見つけやすくし、危険を回避させているのです。」

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この無意識のしくみの発見により、発達障害やPTSDなどの精神障害の人に役立つこともできるとハシン教授は期待しています。

「その無意識のしくみが理解できることにより、例えば、脅威となる顔への対応の訓練が可能になるかもしれません。

私たちはこれまでに、発達障害の人たちが社会的な合図にもっと敏感になるように訓練することができました。」

この研究は、アメリカーイスラエル共同科学基金の支援を受け行われています。

(出典・画像:イスラエルISRAEL21C)(画像:Pixabay

無意識が与える影響、もっている機能を示す科学的な研究でした。

楽しいことを考えていたら、楽しいことが起きた。そんなことの原因でもあるのでしょう。

発達障害のうちの子どもにも危険意識がまったく足りなく、危ないところがあります。

外に出たときには、危なくないようによく手を繋いでいます。

危険を回避できるようになることにもつながる、効果的な学習・訓練方法は本当に必要だと思います。

発達障害の人の多くが奇妙な体験をしている

(チャーリー)

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