発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

これまで誕生日パーティーに招待をしても誰も来ることがなかった

time 2018/03/22

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

これまで誕生日パーティーに招待をしても誰も来ることがなかった

11歳になるタビサ・イネスはこれまで誕生日パーティーはほとんどしたことがありません。
しかし、今年は違いました。
「最高の誕生日パーティーになりました。」
そうタビサが言います。
5歳でタビサは高機能自閉症と診断をされました。
そのために、人とやりとりをしたり友だちを作ることが難しいと母親のサマンサは言います。
「これまでの3年間、誕生日パーティーをするために招待をしても誰も来てくれることはありませんでした。
私たちはたくさんの子どもを招待してきたのですが、誰も来ませんでした。」
k1
母親のサマンサは今年は、タビサが通う空手教室で誕生日を祝ってもらうのがよいだろうと、ケーキを持っていくことにしました。
空手教室のスタッフたちも協力してくれました。
「タビサは楽しい誕生日を体験したかったはずです。
タビサは本当にそう思っていました。」
空手の先生のアンドリュー・ワゴナーはそう言います。
母親のサマンサは、警察官のマーク・スチュワートにも話をしていました。
「私はたいしたことはできませんが、協力をしたいと思っていました。」
タビサの夢が警察官になることを知っていたマークは、警察署の全員にメールを送りました。
そのメールには、タビサの夢、誕生日パーティーの日時が書かれていました。
誕生日の当日には、空手教室に刑事なども来てくれました。
「この地域に生活する人についてよく理解し、役に立ちたいと思っています。」
k5
タビサにとって初めての素晴らしい誕生日になりました。
「タビサは空手教室の全員とハイタッチをしました。
みんなでハッピーバースデーを歌ってくれました。」
そう母親のサマンサは言います。
タビサは刀でケーキをカットしたあと、初めて空手で板を割りました。
割った板は大事な思い出の品になりました。
k4
「その板に、警察官と空手教室の人たち、みんながサインをしてくれたんです。」
そう、タビサは言います。
たくさんの友だちが出来たことが、タビサにとって最高の誕生日プレゼントになりました。
k2
(出典・画像:米CBS Denver
ずっと誰も来てくれなかった誕生日パーティーが、こんなに素晴らしいものになって女の子もお母さんも本当にうれしかったろうと思います。
きっと、これからも楽しい誕生日が続きますね。
多くの子どもに見てほしい発達障害のアニメ

(チャーリー)


たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから

最近の人気記事

福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。