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警察や救急も利用、発達障害の子とのやりとりを助けるバインダー

time 2018/05/02

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警察や救急も利用、発達障害の子とのやりとりを助けるバインダー

コミュニケーションのやりとりで使える200冊のバインダーが、米テネシー州ノックス郡の警察、救急車両や学校や使われています。
このバインダーは、一人の女性が作ったものです。
ミシェル・ロビンソンは2年前からバインダーを作ることに取り組みました。
発達障害の子とのコミュニケーションをとりながら、コミュニケーションをうまく行えるアイデアを目に見えるようにしてきたのです。
絵や写真でものごとを伝えることができるようにしたバインダーです。
例えば、発達障害の子や成人の状態を調べる前に、担架、救急車、血圧を測る機械などの絵を見せて安心させることができます。
b2 警察や救急も利用、発達障害の子とのやりとりを助けるバインダー
「私には8歳の発達障害の孫がいます。
緊急事態になっても、孫はコミュニケーションが難しいでしょう。」
ミシェルの孫は口で話すことはできませんが、アルファベットの文字を指すことはできます。
米国疾病管理予防センター(CDC)は、発達障害の子が68人に一人から59人に一人になったと発表をしました。
ミシェルが作ったこのバインダーに注目が集まっています。
CDCによれば、自閉症スペクトラム障害(ASD)は社会的なコミュニケーション、行動に大きな問題を起こす可能性がある発達障害だと伝えています。
多くの場合、ASDの人は他の人と見た目では区別はつきません。
しかし、ASDのほとんどの人はコミュニケーション、対話、行動、学習において他の人とは異なることがあり、大きな問題となってしまうことがあります。
日常生活で多くの助けを必要とする人も少なくありません。
b4 警察や救急も利用、発達障害の子とのやりとりを助けるバインダー
この郡にあるユニオン町が、このミシェルが作ったバインダーを利用する最初の町となりました。
この町の共通的な名所や、医療機器の絵、そして幼い子でも知っているキャラクターの絵もたくさん追加しました。
ある時ミシェルは、落ち着くことができずに走り回ろうとする発達障害の子を警官が抑え続けなければならないところを見ました。
その時、警官はまんがのキャラクターの話を始めて、アングリーバードをあげると、子どもはすぐに叫ぶことも動くことも止めてふつうに話し始めたのです。
そのときの経験から、たくさんのキャラクターの絵も追加しました。
ミシェルはこのバインダーを贈るプロジェクトを始めると、さまざまな企業や団体から寄付金が集まりました。
そうして、最初の200部が出来上がり、自治体へ寄付をしました。
寄付されたこのバインダーを見て、購入する人も現れています。
b3 警察や救急も利用、発達障害の子とのやりとりを助けるバインダー b5 警察や救急も利用、発達障害の子とのやりとりを助けるバインダー
ミシェルの大きな目標は、孫のような発達障害の子どもが、パニックを起こしたり、パニックを起こして怪我をしてしまうことを極力減らすことです。
そのため、地元の消防署でも年に2回、感覚に優しい説明会も開いています。
そこで子どもたちは、穏やかな環境で消防士と触れ合うことができます。
(出典・画像:米PENOBSCOT BAY Pilot
口でお話をすることができなくても、こうした絵カードでコミュニケーションをとることができる人もいる。
そうまず、知ってもらうだけでも大きいと思います。
うちの子のように絵カードでも、自分の意思を伝えるのが難しい子ども少なくないとは思いますが、絵カードは常に学校で利用しているので、いろいろ口で言われるよりも、それを見れば少し安心もできるかなと思います。
「うちのねっちさん」絵カードのマグカップ

(チャーリー)

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