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発達障害の子の逃走を防ぐためのホームセキュリティーシステム

time 2018/06/23

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

発達障害の子の逃走を防ぐためのホームセキュリティーシステム

7歳のヴィンセントは発達障害と診断されました。
ヴィンセントはエネルギーがあり余り、いつも走り出そうとしています。
母親はヴィンセントの危険に対する意識のなさを心配して、いつもドアを閉めています。
しかし、ヴィンセントは走り去ってしまいます。
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「私たちはいつも心配しています。
夕食を作ろうとしていた瞬間に、ドアを開けて走り出して行ってしまうのです。」
そう母親のパムは言います。
パムはヴィンセントが安全のために役立つものを探し求めていました。
「何か役立つものが売っていないかを探しました。
こうした心配をしている親は私たちだけではないからです。」
そんなときに、自閉症啓発月間にあわせてVivint Smart Home社がキャンペーンを行っているのを発見し、ヴィンセントとの様子を収めた動画を送って応募すると、みごとに選ばれて無料でホームシステムの設置が行われました。
「すごく幸運でした。
屋内外にカメラを設置してもらいました。その作業も短時間で終わりました。
目を離したすきに、息子が家から逃げていってしまおうとしてもすぐにわかるようになりました。」 h4 h12
窓やドアには、センサーも取り付けられ、安全が守られています。
「眠っているときに、息子が窓を開けたりすれば、音で知らせてくれます。」
母親のパムや父親が外に出かけていて、他の人がヴィンセントをみているときには、その様子もスマホで外から確認することができるようになっています。
「心が平和になりました。助かっています。」
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このシステムが導入されて5週間、カメラが機能しなくなってしまい、家に戻って再起動をしなければならないこともありましたが、母親のパムは満足しています。
「息子のヴィンセントが見えなくなってしまっても、窓を開けたり、ドアを開けようとすると、すぐに音で知らされるので助かります。どこかへ行ってしまう前にわかりますから。
このシステムで、私たちは安心することができるようになりました。」
(出典・画像:米abc27
うちの子が小さかったとき、実家の12階建てマンションの部屋からいなくなったしまったことがありました。
青くなって走り回って探していると、本当にコントのように1階でエレベータのドアが開き、おむつをはいたうちの子が笑顔で登場してきました。
その後少し大きくなってからも、うちからいなくなって外でおむつだけでいたりもありました。
大きくなってからは、そういうことはなくなりましたが、親としては本当に心配なことです。
家にセンサーやカメラ、それだけすれば安心の保証レベルも高くなると思いますが、こんなにお家も立派ではないので、スマホやもっと簡単な機器で実現できたらいいなと思います。
発達障害の娘の安全を守ってくれるベッド

(チャーリー)


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