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発達障害の息子がみんなに受け入れられているのがわかった瞬間

time 2018/07/18

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

発達障害の息子がみんなに受け入れられているのがわかった瞬間

母親のエイプリル・シュルツが9歳の息子をレジーナ・ミニ・ラグビーに入れたとき、息子は走り回るだけだろうとしか考えていませんでした。
息子のルイスは、発達障害です。仲間たちと過ごすことが大好きです。
しかし、「トライ」することがずっとできませんでした。
ルイスは、独特な話し方をします。
「あなたは、試合に大きな子どもがいたのを知っていますか?」
「あなたは、そんな子どもが僕にぶつかってきたら痛いのがわかりますか?」
「あなたは、その試合のときに僕のチームにはそんなに強い子どもがいなかったことを知っていますか?
相手のチームには強い子どもがたくさんいて、死ぬかもしれないと僕は言いました。」
しかし、ルイスは先日の試合でトライを決めて、すごい笑顔を見せることがができました。
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母親のエイプリルは、アスペルガー症候群の子をもつ仲良くしている家族から、このレジーナ・ミニ・ラグビーに入ってとてもよかったと聞いて、息子のルイスを入れました。
昨年から入って、今年は9歳から13歳の大きな子どもたちのクラスに移りました。
エイプリルは、新しいクラスに息子が慣れることができるか少し心配でした。
息子のルイスは、高機能自閉症です。
他の子どもたちと仲良くすることが簡単ではありません。
パニックを起こしたりすることもあります。
「発達障害の子をもつ母親としては、子どもが受け入れられるか、友だちができるのか、そればかり願っています。簡単なことではないからです。」
その試合では、年齢の多い大きな子どもたちが何度もトライをしました。
しかし、それができないルイスは涙を見せていました。
「息子は、その子たちに追いつくことができずに、すごくくやしがっていました。」
しかし、母親のエイプリルは息子に期待に応えようと伝えて応援しました。
そしてルイスはトライを決めたのです。
「僕は得点したんです。」
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ルイスは腕をあげて「やった!やった!」と叫びました。
「息子も膝をついて、空に手を伸ばして興奮していました。
そして泣いていました。
私も泣いていました。うれしくて、みんな泣いていました。」
レジーナ・ミニ・クラブを運営している、ロビー・ゴディファイは「これこそがラグビー」だといいます。
「こうした瞬間を通じて、障害のある人たちの扉を開けたいと考えています。
私たちがしたいことはこういうことなんです。」
母親のエイプリルの願いは息子のルイスがみんなに受け入れられることでした。
それが、かなったことがわかりました。
ルイスは、これからももっともっとラグビーが上手になることを目指しています。
「今度はタックルを決めて、ボールをうばってトライします。」
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(出典・画像:カナダCBC
子どもに仲の良い仲間ができて、そしてみんなから、認められる瞬間をみたら、それは親としては本当にうれしいはずです。
まえにうちの子も学校での発表会で、体育館の壇上でたくさんの子どもや親の前に立つ機会がありました。
ただ旗を振っているだけでしたが、それでも本当に自慢したくなるうれしくなる瞬間でした。
笑顔で振っていましたが、見ているこちらはもっと笑顔だったと思います。
そんな機会はできるだけ、見逃したくないですね。
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(チャーリー)

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