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発達障害の子どもと家族にとってハロウィンは心配で重要な機会

time 2018/10/22

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

発達障害の子どもと家族にとってハロウィンは心配で重要な機会

明るい光や騒がしい音、食べられないもの、見知らぬ人とのやりとりなど、ハロウィンは特別支援を必要とする子どもたちには、厳しいものになってしまうことがあります。
米国テネシー州の親や支援者たちは、発達障害など特別支援を必要とする子どもたちが安全に楽しめるハロウィンにしようとしています。
シェリー・ハリスは、友だちや家族との楽しい仮装パーティーを行うつもりです。
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シェリーの息子、3歳のエズラは発達障害と診断をされています。
中程度の自閉症スペクトラム障害です。話すことはできません。
「息子は、言葉にならない声は出します。
そしてとにかく、人と会うことを避けようとします。
そのために生まれてからずっと友だちがいません。
友だちができることを願っています。」
ハリスはそう言います。
今回のハロウィンの仮装パーティーには、発達障害の子をもつ友だちもやってくる予定です。
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シェリーの家には、カボチャなどハロウィンの飾り付けがたくさんされています。
そして、食物アレルギーや、感覚に配慮したお菓子や食べ物を用意することを表示しています。
食べ物に配慮したハロウィン、ティールパンプキンプロジェクトは、食物アレルギーの研究教育機関が始めた取り組みです。
食物アレルギーについて広く知ってもらうことを目的とし、そうした食べ物を用意して表示することを薦めています。
シェリーは、食べ物だけでなく、感覚にやさしいおもちゃなども一緒に渡すために準備をしています。
またダニエル・キンボールは、特別支援を必要とする子どもたち向けのバッグを作っています。
ハロウィンで家々を子どもたちが訪れるときに、発達障害などであることを伝えるものとなっています。
既に、たくさんの注文を受けています。
カラフルなバッグには、
「私は話をしたり『トリック・オア・トリート』と言うことができませんが、チャレンジしています!」
そうしたメッセージが書かれています。
メッセージは、それぞれの子どもたちにあわせて違うものが印刷されています。
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シェリーは、自分や発達障害の子をもつ家族が、生活を過ごしていくためには、支援のしくみが重要だといいます。
『私もすぐにそうした支援に参加しました。
『私の妹の子どもが発達障害だと診断をされました』
『私にその子の名前を教えてください。』
そんなメッセージのやりとりをしています。
今は私も、近所の人たちの支援エキスパートのようになっています。」
ハロウィンのようなお祭りは、近所に同じような親がいない場合には、発達障害など特別支援が必要な子どもをもつ親たちにとっては、まわりとの機会をもてる重要な機会になるといいます。
「家にちょっと来てもらえるようにするだけでいいんです。
そして、あなたが特別支援を必要とする子どものいる家庭を知っているのなら、ぜひ訪れてみてください。」
(出典・画像:米TENNESSEAN
うちのまわりでは、そんなに盛り上がっていませんが、日本でも盛り上がっているところもあるかと思います。
そうしたところで、発達障害などの子どもたちが、がんばっていたらぜひ快く応じてもらえればと思います。
発達障害の子はそうでない子より食物アレルギーの可能性が2倍?

(チャーリー)


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