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人形劇で発達障害の子が自分を知り積極的に

time 2016/08/15

この記事は約 4 分で読めます。

人形劇で発達障害の子が自分を知り積極的に

ジョルダン・タボアはルネッサンスシアターのボールルームで、人形劇のプログラムに参加するために到着した人たちを出迎えて握手をしていました。

「私がジョルダンです。あなたのお名前は?」

この礼儀正しく話をしている17歳のジョルダンは、最初はいやいや人形劇のプログラムに参加をしていました。
このプログラムは発達障害の子どもたちにあわせて配慮されているもので、人形劇の基礎や脚本の作り方を学ぶことができます。
「息子と手をつないで人形劇プログラムに行こうとすると、それには行かない、公園に行くと言って、動きませんでした。」

ジョルダンの母親が言います。

「人形劇のプログラムに行くまで、長い時間説得しました。

しかしここに来て、まわりを見ると、進んで自分からやりだして、楽しみだしました。

それからは、ここに来たくて我慢ができなくなってしまいました。早く行きたいと。

息子はここが大好きになりました。」

このプログラムには9名から18名が参加しています。夏は5週間のコース、秋と春には8週間のコースです。週に2回、2時間行います。

このプログラムはリチャード・カントリー基金、セント・ピーターズ教区学校、ルネッサンスシアターとズート劇団の協力により行われています。

ズート劇団の美術監督、トリスタン・カップはバルサ材、新聞紙、木で、人形を作ることを教えます。

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このプログラムの終わりには、自分たちで作った人形で劇を行います。ズート劇団と舞台でユニークな劇を行い盛り上がります。

それぞれの劇の脚本はカップと舞台監督のジム・コックスによって書かれます。
最初の劇のテーマは「海」でした。

子どもたちは、思い思いの海の生きものの人形を作って棒につけて、演技を行いました。

「子どもたちが作った生きものはかわいらしく、どれもがみなユニークです。」とカップが言います。

劇を行うまでの間に、カップは子どもたちに演技のしかたも、演習で教えていきます。

 

セント・ピーターズ発達支援員で専門家のボブ・ニューマンが、このプログラムでの発達支援が効果的になるように検討をしています。

「まわりとのやりとりが大事なのです。演劇を行うのが第一の目的ではありません。」と彼は言います。

話をしたり、演技をしたりすることは、子どもたちが発達していくなかで、自分の役割を認識することなのです。そして舞台で、人形劇を行うことは積極性をつけることにもなります。

 

 

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「子どもたちや、子どもたちがしていることを見ると、とても驚きました。
見たこともないような、信じられないようなすごいものを作り出すのです。」

とルネッサンスシアターのチェルシー・トンプソン舞台監督が言います。

「発達障害児の知覚にあわせたプログラムで、もっと子どもたちの発達支援に役に立ちたいと考えています。
子どもたちの先生や家族から、このプログラムやカリキュラムの充分でないところを繰り返し聞いています。」

 

セント・ピーターズ教区学校のリア・アレンは、この人形劇プログラムにボランティアで参加することは、これから自分が行っていくことに大きくつながるものと考えています。

アレンは、特別支援学校の先生になりたいと考えています。

「発達支援教育の場で子どもたちと出会ったのが最初でした。本当に楽しくて、これが私のやりたいことだとわかりました。」

 

受付で握手をしていた、タボアの母親がセント・ピーターズ教区学校の特別支援教育について語ります。

「これは本当に、息子には最高のものでした。」

ジョルダンがこのプログラムに参加してから、ジョルダンは通常学級に行くことができるようになりました。

今は、ジョルダンが人形劇プログラムを行う側にいます。

母親は息子の発達、とくにまわりとのやりとりができるようになったことに驚いています。

「息子は今は穏やかで、ますます楽しそうです。息子にはとても幸せなことです。」

 

このプログラムに参加している14歳の息子、リチャードについて、別の母親も同じようなことを言っています。

「何か新しいことが起きました。息子がまわりの子どもたちとやりとりをするようになりました。」

 

発達障害の15人の子どもたちがこの夏のプログラムに参加しています。秋のプログラムではもっと人数が増えます。

(出典・画像:米RICHLAND SOURCE

 

演劇には「他の人とのやりとりをする」「役割を演じる」ことが必要なので、それが発達によい効果をもたらすとのことですね。

人形劇ではありませんが、インドの話でも共通点があります。

発達障害の子どもたちに「お面」

さらにインドの話では、顔に仮面をつけることによって、アイコンタクトもしやすくなるということでした。

演劇ではなくボクシングを選んだ子どもも。

夢をかなえていく9歳のボクサー

(チャーリー)

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