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光と触感で発達障害の子どもの感覚発達を助ける「シングス」

time 2019/09/26

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

光と触感で発達障害の子どもの感覚発達を助ける「シングス」

「シングス」が生まれました。発達障害の子どもを助けるものです。
ぱっと見ると、どんなものかわかりません。
興味をそそります。
「これは何?教えて。」
そんな気持ちにさせます。
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これはあらゆる年齢の子どもたちに便利な、枕元に置くランプや読書灯として利用できるのはもちろんですが、
このシングスは物の表面、触感や色を感じることができる発達障害の子どもを助けるものです。
感覚の発達を助けます。
触覚、視覚を伸ばし、人とのやりとりも促進するものです。
さまざまな感じの異なる材質の表面をもつ4つのキューブがついています。
子どもたちはシングスにキューブをのせて、さまざまな素材の触感を楽しみます。
シングスが照らす光、キューブの触感が、不快な感覚に適応する子どもたちの成長を後押しします。
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シングスの中にキューブを置くと、キューブにあわせて照らされる光も変化します。
たとえば硬い、磨かれた木のキューブを置くと、淡い紫色の光が照らされます。
コンクリートのキューブではオレンジ色、
やわらかい布が貼られたキューブは青、粗い感じの革が貼られたキューブはおだやかな黄色というようにです。
発達障害の人にとっては明るい光や強い色は不快なものとなります。
そのためにそうしたものは避けられ、穏やかな光、色を照らします。
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単純で落ち着かせてくれるこの「シングス」は誰でも楽しく利用できるものですが、
発達障害の子どもたちにはとくにメリットがあるものとなります。
実際に発達障害の子の感覚の困難の軽減に役に立っています。
(出典・画像:YANKO DESIGN
デザイン性が高くて、まるで現代芸術のオブジェやインテリアのようです。
子どもが楽しめて、そして助けてくれること。
それが何より最優先ですが、「療育グッズ」らしからぬ、こういう素敵なものもどんどん増えてほしいですね。
発達障害の子ども向けにデザインし社会全体の豊かさに貢献したい

(チャーリー)


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