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自閉症の子の家族が自閉症の人の命を守るリストバンドを開発

time 2020/02/26

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

自閉症の子の家族が自閉症の人の命を守るリストバンドを開発

米オクラホマ州の男性が、自閉症の子どもと大人の命を救うための特別なリストバンドを開発しました。
今、彼はオクラホマ州の自閉症団体にそれらを寄付しています。
自閉症の人の家族は無料でそれらを手に入れることができます。
アール・ローガンはちょっと目を離したすきに、4歳の孫娘がいなくなってしまったといいます。
「振り返るとケイティがいなくなっていました。
幸いなことに、公園のスタッフがすべり台の上にいるところを見つけてくれました」
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ケイティは発達障害である自閉症です。
そして、ケイティに限らず自閉症の人の多くがどこかに行ってしまうことは少なくありません。
ケイティの件はハッピーエンドに終わりましたが、今後そうしたことが起こらないようにローガンは考えさせられました。
そしてタクティカルエレクトロニクス社の支援も受けて、ブロークンアローテクノロジー社よりケイティの名前がつけられた「K8eバンド」が開発されました。
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「これは外れないようにできています。
大人でも外れません。家族がロックすると外すことはできません。
なので、いつも腕についているんです」
このリストバンドを身につけた人が9m以上離れると警告音が鳴ります。
また、水の中に入ったときにも警告音が鳴ります。
「発達障害の自閉症の多くの子どもや大人はどこかに行ってしまうことがあります。
とても危険な問題です。
私たちの州では実際に家から出ていってしまって、亡くなった人が複数人います」
そうオクラホマ州自閉症支援団体は述べています。
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昨年この団体では、この「K8eバンド」を10個購入しました。
とても好評でした。
そして今年は、ローガンが20個「K8eバンド」を寄付しました。
「命が何より重要です。そして自由であることも重要です」
(出典・画像:米newson6
こうした、何メートル離れたら知らせてくれるというものであれば、毎月の通信費用がかからないしくみで実現できます。
いいですね。
日本でも「スマートタグ」を代わりに使えそうですね。
発達障害の娘の安全を守ってくれるベッド

(チャーリー)


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