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バレエを始めた発達障害の少年「昔の息子とはまるで違います」

time 2020/03/06

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バレエを始めた発達障害の少年「昔の息子とはまるで違います」

12歳のプレスリー・タナーは多くはない男性ダンサーとしてバレエのレッスンを受けています。
「自由になれるんです。
夢中になって、自分が感じたまま踊ることができます」
そうダンスへの情熱を語ります。
発達障害である自閉症スペクトラム障害をかかえるプレスリーがバレエを始めてから3年が経ちます。
プレスリーの両親は、体のバランスと調整機能を改善するものとして体操やダンスをすすめました。
「昔の息子とはまるで違います」
そうプレスリーの父、ジェフ・タナーは言います。
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「最初はテコンドーにチャレンジして、それから体操に、そしてバレエに行き着きました」
バレエを始めようと決めると、プレスリーはいじめられたとジェフは言います。
「ひどいことを言うべきではない。
男性のバレエダンサーはおかしくない。
その強さに驚くはずです」
オーストラリアのクイーンズランドバレエが、プレスリーを週末のワークショップに招待しました。
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男性のバレエダンサーに対する偏見は誤ったものだと芸術監督のリー・チューシンは言います。
「他の少年たちは、自分たちがもっていないものに気づけないのです。
強くならなければなりません。
自分の夢を追って、すべての中傷は無視してください」
クイーンズランドバレエでは、オーストラリア、クイーンズランド州内の20を超える地域センターをツアーします。
「子どものダンサーたちは、プロのダンサーになるために改善するべきことを、多くの育成支援からヒントを得るはずです」
プレスリーはバレエが自分の体を良くしてくれただけでなく、自信もつけてくれたといいます。
「自信を持つことを助けてくれました。
今ではステージの上に立ち、学校の人たちにもそれを話すことができます」
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プレスリーの母親のキムは理学療法士です。
自閉症にダンスは素晴らしく良いと言います
「大きい運動、細かい運動、それらが本当に良いと思います。
体の安定やバランスに関わる能力を向上させます。
息子にバレエを薦めた理由です」
クイーンズランドバレエでは、自閉症の子どもたちだけでなく、パーキンソン病などを抱える特別支援を必要とする大人たちへのクラスも開催しています。
リーはこう言います。
「プレスリーのような自閉症の子どもたちだけでなく、体を動かすことによる刺激、心の刺激から、
バレエには多くのメリットがあるんです」
(出典・画像:豪ABC
子どもの頃は、男がピアノをするなんて、バレエをするなんてと思っていました。
大人になった今、それは完全に間違いだったと思います。
どちらもとてもかっこいいです。
発達障害の女性はバレエの教室に20年通い続け成長してきた

(チャーリー)


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