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発達障害の人それぞれ適切な環境は違う。ベージュ一色ではない

time 2020/10/18

この記事は約 5 分で読めます。

発達障害の人それぞれ適切な環境は違う。ベージュ一色ではない

私は発達障害です。
多くの発達障害の女性と同じく、人生のほとんどの間、私は自分の状態を他の人から、そして自分からも隠していました。
私が過ごしやすくなるためには、特定の条件が必要です。
二度と冷たい白い照明の下にはいたくありません。

そして、このことは発達障害の他の人たちは家に何を必要としているのかも考えさせることにつながりました。
結局のところ、それはそれぞれの人ごとに異なります。

ある人は、落ち着いた色で壁に何もない空間が落ち着きます。

日常生活の騒音に不快を感じている人も多くいます。
食器洗い機、テレビ、話している人の組み合わせに耐えられないこともあります。

黄色や光沢のある表面、または特定の種類の匂いがつらい人もいます。
香りがするキャンドルが大きな苦痛を引き起こす可能性もあります。

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次に、安全への配慮も必要です。
一部の発達障害の人は運動機能に問題をかかえています。
鋭い角やその他の障害物を取り除くことがとても重要になります。

「何が、快適にするのかを尋ねることが主なことです」

イギリスの慈善団体Autisticaと協力して取り組んでいる、キャット・ヒューズはそう言います。

「すべてベージュ色にすることが、発達障害の私を落ち着かせると多くの人が考えます。
しかし、実際にはそれで私は落ち着きません」

キャットは明るい色やさまざまな触感を好みます。

「私は集中したいときには、テレビとラジオを同時につけます。
どちらも聞いているわけではありません。
音が混沌としていのが助けとなるのです」

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キャットについては、シンプルでないことが求められます。

「可能な場合には、いろいろな選択肢があるほうがいいです。
そして、どの照明も調光できるといいです」

どれも対処するのが特に難しいものではありません。

インテリアデザインの観点からの課題は、すべての発達障害の人たちごとに適切なものが異なるということです。
発達障害の人は自分の好きな感覚について簡単なリストを作っておくと、環境を作るときに時間とお金の節約になります。

「設計段階でお子さんの感覚プロファイルについて考え、以降を進めていきます」

そうアイルランドの自閉症慈善団体AsIAmの創設者であるアダム・ハリスは言います。

「私が子どもの頃は、自分のスペースを持つことが非常に重要でした。
そのために、両親は私のために『離れ』を作ってくれました」

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どの家でもそれができるわけではもちろんありません。

重要なことは、必要なことを理解し、対応することです。
たとえば、離れを作らなくても、部屋の中に小さなテントを作るだけで対応できます。

多くの発達障害の人は、日常生活の中でも困難をかかえています。

「モノのインターネットはここで非常に役立ちます」

そうハリスは言います。
食事をとることを忘れてしまう人のための電子リマインダーや、ユーザーが他のタスクに夢中になった場合に電源が切れる電化製品をその例として挙げます。
そして、繰り返し鍵をなくしてしまう、発達障害の自分の成人した息子についても言います。

「鍵の代わりに暗証番号で開け閉めできるようにしました。
それは、息子の人生を変えました」

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発達障害の多くの人が、強いこだわりを持ちます。
そのため、子ども部屋などは特定のテーマにあわせたようにしたいと親は考えるかもしれません。
しかし、こだわりが変わる可能性があることに注意する必要があるといいます。

シャーロットとサニー・アドルジャンの7歳の発達障害の息子、ウッディはその例になります。

「息子はこれまで、とてもスターウォーズが大好きでした。
そのため、壁にはポスターがあって、ストームトルーパーがいたるところにいます。

しかし最近は、好きでなくなってしまいました。
息子の場合はそれは嫌いになったことを意味します」

今、ウッディはiPadのホラーゲームにはまっています。
しかし、それを応援したいとは思っていません。

「息子が夜に自分の部屋を怖がらないようにするために、怖い写真を貼ることはできません」

発達障害の人は感覚刺激を求めることが多くあります。
それは、多かれ少なかれ誰にでもあることですが、発達障害の人は奇妙に見えるほどそれを行うことがあります。

ウッディのお気に入りは、家の中でジャンプをして音を立てることです。

「息子は私たちが近くにいると安心できます。
そのために見えるところで、それを行います。
なので、広い部屋がいいのですが、今はそうではありません。
宝くじに当たったりして、家を建てられるとしたら、ガラスの壁で部屋を仕切りたいと思います」

ウッディは電化製品に付いている小さなLEDが大嫌いで耐えられません。
目のように見えてしまうそうです。
なので、理想の環境ではそれもなくしたいと考えています。

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ウッディの両親、サニーとシャーロットは息子の発達障害を否定することはありません。

「発達障害がなければ、ウッディではないでしょう」

ウッディの物の見方には驚くことがあるといいます。

「言うことのいくつかが、とても深いんです」

グラフィックデザイナーであるサニーはウッディの言葉を、ポスターやカードの製品にしています。

「私は誰よりもあなたを愛しています」
「この惑星にいるのは私たちだけだったらいいのに」
「もし私が別のお母さんを選ぶことができたとしても、また、あなたを選びます」

父と息子のコラボレーションは、両方に力を与えています。
サニーとって、アートプリント製品でビジネスをする機会となりました。
学校で苦労することも多いウッディにとっては、自分の言葉が製品になったことは自信につながっています。

(出典・画像:アイルランドindependent.ie

うちももっと部屋があって、広くって、犬や猫たちもいて。

そうなれば、うちの子の笑顔ももっと増えるだろうとよく考えてしまいます。

こんな環境を早く実現したい。

感覚に問題をかかえる自閉症の子どもたち向けの場所をお家に

(チャーリー)

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