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自閉症の子たちに音楽療法はどのような理由でどう役に立つのか

time 2020/10/26

この記事は約 4 分で読めます。

自閉症の子たちに音楽療法はどのような理由でどう役に立つのか

発達障害である自閉症の子どもたちの生活の質を向上させるために、音楽療法は役に立ちます。
2004年の研究によれば、ASD(自閉症スペクトラム障害)の子どもなどに行われる音楽療法は、社会的行動を改善し、集中力や注意力を高め、不安感を軽減し、身体の意識を向上させることができます。

音楽は私たちの脳の左右両方の半球を刺激することができます。
そして、セラピストは歌や楽器を使用することで、自閉症の子どもたちのに認知活動をサポートすし、自己認識を高め、他の人との関係を改善することができます。

音楽はコミュニケーションと社会的行動を促進します。

バンド演奏となれば、すべての人が相互作用しなければなりませんが、一人で行うのであれば楽器とだけの相互作用になります。

これは自閉症の子どもたちにとってはバンド演奏は特に難しいことですが、療育に楽器を導入することで、まずその対象物との絆を深め、楽器の使用を通して他者との交流に心を開くことができるかもしれません。

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また、音楽は言葉や行動の理解を促します。

自閉症の子どもたちは、歯磨きの歌を聴くことで、歯磨きの仕方を学ぶことができます。

自閉症の子どもたちは、たくさんの人の前では難しいこともありますが、少人数のグループで一緒に音楽を聴くようにすれば、子どもは人前で歌ったり、自分のことを表現したりすることを楽しく感じられることがあります。

研究によれば、歌の中で踊る練習も行うことで、感覚系を刺激し子どもたちの細かい運動能力も高めることができます。

そうして、音楽のポジティブな影響は、社会的な相互作用を超えて、子どもたちの運動能力や体の意識の向上にも役立ちます。

“Journal of Music Therapy”に掲載された2004年の研究でも、ASD(自閉症スペクトラム障害)の子どもに音楽療法を行うと、社会的行動の改善、集中力や注意力の向上、コミュニケーションの試み(発声/発声/ジェスチャー)の増加、不安の軽減、身体の意識の向上などが期待できることがわかりました。
さらに最近の2018年の研究でも、同様の結果が示されています。

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伝統的な療育方法と併用することで、音楽療法にはさまざまなメリットがあります。
ポジティブ心理学によると、音楽療法の主な健康効果には以下のようなものがあります。

・不安やストレスの身体的症状の軽減
・パーキンソン病やアルツハイマー病の管理に役立つ
・高齢者のうつ病などの症状の軽減
・精神疾患の症状を軽減
・自己表現力やコミュニケーション力を高める

1950年代から1970年代にかけて、ポール・ノルドフ(アメリカの作曲家・ピアニスト)とクライヴ・ロビンズ(特別支援教育の教師)によってノードフ=ロビンズの音楽療法が開発されました。
ポジティブ心理学によると、これは行動、コミュニケーション、表現力豊かな音楽作りを通して、すべての人がもつ人との関わりの能力の可能性を活用するために開発されたアプローチです。

このアプローチは、スキル、自己の感覚、および社会的相互作用のための能力を発達させる上で、音楽が重要な役割を果たすことを主張します。
ノルドフとロビンズは、病気や障害、トラウマに関係なく、すべての人が音楽を作る能力を持っていると信じていました。
ロビンスは特別支援の教師であったため、このアプローチは学習障害などの困難をかかえた子どもや大人を対象にしたものとしてよく知られています。

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また研究では、音楽が筋肉のリラクゼーションを助けることが証明されています。
音楽は体の緊張を簡単に解放することができ、それにより心もリラックスします。
これは特に大人に有効ですが、子どもにも効果があります。

自閉症の子どもが新しい状況に圧倒され始めたときに、音楽をストレス解消として利用することができます。
ポジティブ心理学でも、子どものための音楽療法は、リラックスと呼吸のためのリズムを提供するのに役立つと説明しています。

幼児の音楽療法はどのようなものでしょうか?

音楽療法は、個々の子どものニーズや能力に基づいて異なってくるものです。
ある人にとっては、楽器を演奏することを学ぶことを意味し、他の人にとっては、歌を歌ったり、歌を通して新しい活動を学んだりすることを意味する場合もあります。
自閉症の子どもたちの生活の質を向上させるためには、親がセラピストと話し合って、さまざまな音楽療法の活動を利用しましょう。

(出典:米BIG THINK)(画像:Unsplash

うちの子も小さな頃から音楽が大好きです。

すごい笑顔になって踊りだします。

それを見ていると、おもわずこっちも踊るようになります。

発達障害の息子にはZoomの音楽療法のほうがむしろよかった

(チャーリー)

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