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研究開発が進む発達障害の子が感情を学べるAIアシスタント

time 2020/12/29

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

研究開発が進む発達障害の子が感情を学べるAIアシスタント

9歳のエイデンは暗いテントの中で「ズビー」と話していました
ズビーはCGアニメのキャラクターで エイデンのような発達障害を持つ生徒と話します。

「彼には認知の遅れがときどきあります。
社会的感情的な成長の恩恵をこれで受けることができるはずです」

そうエイデンが通う、UCPパインヒルズの校長、カーリン・スコット博士が言います。

今のところ、ズビーは実際の人によって操作されています。
しかし、これはAIに変わります。
現在、中央フロリダ大学 (UCF) の研究者は、エイデンや他のテスト参加者から十分なデータを収集しようとしているところです。

AIが、エイデンのように社会的、感情的なレベルで人との関係に問題を抱えている学生とコミュニケーションをとることができるようになります。

プロジェクトの最終的な目標は、タブレットやスクリーンにズビーを搭載し、彼らの表情に基づいて対話します。
そして、子どもたちが学校に持っていくことができるようにします。

「ズビーはプロジェクト全体を通して、社会性と感情のコーチを作ろうとしています。
ズビーは、感情を子どもに説明する手助けをする存在です」

このプロジェクトに取り組んでいるUCFのレベッカ・ハインズ教授はそう言います。
例えば、ズビーは感情に応じてハートの色が変わります。

「私のハートは、私が何を感じているかを示しています。
私が本当に幸せなら緑になります。
悲しいと感じているなら青になり、私が怒っているなら赤になり、または私が心配しているなら黄色になります」

そうズビーは説明してくれます。


研究のある時点で、エイデンは意図的にズビーのハートの色を見ながら、ズビーを心配にさせるように指示されました。
これは、自分の行動で相手の特定の感情的な反応を引き出すことができることを理解するためのものでした。

「これは学びです。
終わりには、エイデンはズビーに謝ってくれました」

そうハインズ教授は言います。
ズビーの開発は、特別支援学校とその生徒たちに参加してもらう5年間に渡るプロジェクトです。
完全なAIのズビーの完成後には、自由にそれを利用してもらう予定です。

(出典・画像:米FOX35

発達障害の子が、感情を学ぶことを助けてくれるAIアシスタントですね。

タブレットやスマホを使える人なら、高価なロボットでなくこうした2次元の存在でも十分に助けてくれるものになるように思います。

ロボットと学ぶようになって自閉症の息子は家での会話も増えた

(チャーリー)


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