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自閉症の青年は夢だった自閉症の子たちのバスケの試合の審判に

time 2021/02/18

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

自閉症の青年は夢だった自閉症の子たちのバスケの試合の審判に

バスケットボールコートで、22歳のウィル・フリード審判員よりも試合を愛する人はいないかもしれません。

「私はいつもバスケットボールの試合を応援したくて、いつも試合のそばにいたいと思っていました。
それが私を人として成長させてくれました。
自分の殻からを破るのを助けてくれました」

どうして、こんなにバスケットボールの試合が好きなのかと質問されると、フリードはこう答えます。

「私はスポーツに取り組んでいる人の熱意と、コーチがどのような作戦を立てるのか、そして素早い動きとエキサイティングなゴールを見るのが好きなんです」

そして何よりバスケットボールで、自閉症をかかえるフリードは自信をもらいました。

「10歳のときに、バスケットボールのキャンプに参加しました。
うまくプレーできないときでも、バスケットボールをしていると誇りと喜びをいつも感じることができました」

フリードはいつも最高の選手ではありませんでした。
しかし、今は最高の審判になろうと決めています。

フリードが最初に審判の服を着たのは5年前、大学で大学間の試合の審判をするためでした。
そして、大学院に通うようになってから、中学・高校の試合の審判を始めました。

「ここカンザス州に来て一番良かったのは、私の夢だった自閉症スペクトラムの選手たちの審判をできたことでした。

私は高校や中学校のバスケットボールチームには入れませんでした。
今、インクルージョンがどのように進んでいるかを見ることは重要です。

私がここで話をしたり、審判をしたりしたところ、
コーチたちは、可能な限り自閉症の子どもたちを自分たちのチームに入れたいと思っています」

自分自身の障害を克服することで、フリードは障害をかかえる人たちに、自分がやろうと思ったことは何でも達成できるということを示したいと願っています。

「障害のある人も、障害のない人と同じように強みを持っています。
障害のある人も一生懸命働き、戦い、やりたいことをやる勇気を持っています」

(出典・画像:米CATCH IT KANSAS

「自分がやろうと思ったことは何でも達成できる」

障害のあるなしに関わらず、子どもたちにはそう、応援したいです。

(チャーリー)


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