発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

被災した発達障害の子たちへ楽しいイベント

time 2016/09/26

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

被災した発達障害の子たちへ楽しいイベント

ノア・モレノとイスマエル・サンチェスには共通点があるようには見えません。
ノアは7歳。サンチェスは18歳。
ノアはマインクラフトとロゴが大好きで、サンチェスは音楽と馬に乗るのが大好きです。
h2
共通点は二人には発達障害があることと、カリフォルニア州の山火事で二人の家族は何もかも失ってしまったことです。
現在は公的な支援を受けています。
保安官事務所従業員協会によるお買い物イベントに参加できる、サンバーナディノ郡に住む58人の子どもに、ふたりが選ばれました。家族もとても喜びました。
「これは、本当にうれしいことです。とてもありがたいことです。」ノアの母親が言います。
ノアは、服、おもちゃ、学校で必要になるものを買い物かごにいれていきました。
ノアの父親は、37000エーカー(約150平方キロメートル)を焼いた8月の山火事で家を失いました。
「本当に厳しいです。息子が持っていたおもちゃで遊ぼうとしても、すべてなくなってしまったのです。」
涙をうかべて父親は語ります。
「息子にはお気に入りのおもちゃが必要なのです。
それがあると、息子は落ち着けるのですが、山火事になって、すべてがなくなってしまいました。
落ち着けるものがなくなってしまいました。
落ち着くことができません。」
一方のサンチェスはウォルマートストアの外でパニックになってしまいました。
たくさんの子供たちと保安官事務所の人たちと一緒に買物をしている時にです。
「息子はひとりになりたいのです。でも、保安官事務所の人が好きなのです。
保安官事務所の人 と少し話せば落ち着くはずです。」
h3 h5 h4
サンチェスの母親は笑みをうかべて、息子がビクターバレー駅の保安官の人によく知ってもらってるといいます。
サンチェスはもっと幼いころ、パニックになると度々緊急電話をかけてしまいました。
「パニックになるのは息子にとっては緊急事態なんです。息子は、緊急の電話番号を知っていたんです。」
何回か電話を受けて説明を聞き、保安官事務所の人はサンチェスのことを知り、助けてくれることになりました。
今は、緊急電話を自分でかけるのではなく、母親が電話をかけることをサンチェスは約束していると母親は言います。
(出典・画像:米THE PRESS-ENTERPRISE
 
山火事ですべてを失って、たいへんなご苦労をされていると思います。
避難時や被災時においての、障害をもつ子ども親の難しさはこれまでにも、報道で聞きます。
大地震などが起きて家にいることができなくなったら、常に集団の中にいなければならなくなったら、うちの子どもとどのようにして過ごしていくかは、常に考えています。
考えるだけでなく、できる準備はきちんとしておかなければなりませんね。
 
ノアはマインクラフトが大好きです。
発達障害の子ども向けのマインクラフトのワールドが作られています。
発達障害児のためのマインクラフト

(チャーリー)


たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから

最近の人気記事

福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。