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自閉症の人などのパートナーに。少年の特徴をもつロボット開発

time 2021/06/12

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

自閉症の人などのパートナーに。少年の特徴をもつロボット開発

アベルは一見普通の子供のように見えますが、実際はそうではありません。

このヒューマノイド・ロボットは、イタリアのピサ大学の生物工学者と、ロンドンにあるリアルなアニマトロニクスを専門とするBiomimic社のFXアーティスト、グスタフ・ホーゲンとのコラボレーションによって生まれました。

このロボットは、12歳の少年の体格と特徴を持つように設計されました。
開発チームは、「人との関係」を築く可能性を高めたいと考えています。

声の周波数、赤外線で見える皮膚の熱変化、心拍数などのパラメータを分析することで、人間の感情を評価する技術が搭載されています。

このプロジェクトの目標は、自閉症やアルツハイマー病の人のパートナーとなるロボットを作ることでした。

ピサ大学のロレンツォ・コミネリ研究者はこう言います。

「ロボットを前にすると、私たちは人間との『共感』について、よく話題にします。

それは、本来の人間の特性である『感情的知性』、つまり目の前の人の気持ちを理解する能力と捉えられるものです。

私たちが知りたいのは、人が身体的にだけでなく、精神的にも感情的にも健康な状態を維持するのを機械が手助けできるかどうかということです。

これは、自閉症スペクトラムや行動・社会的障害、あるいはアルツハイマー病のような神経認知機能の低下が見られる場合に特に重要です」

現在、アベルは被験者に取り付けられた外部センサーから必要な情報を取得していますが、次の開発段階ではそうしたセンサー機能をロボットに統合したいと考えています。

(出典・画像:欧euronews.next

発達障害、自閉症、知的障害、うちの子のような子を助けてくれるロボットやAIには本当に期待しています。

なので、こうした取り組みは本当にうれしく思います。

しかし、うん、これは怖い。まさに不気味の谷。

より人間らしくする方向にはどうしてもそれがつきまといます。

また、パートナーとなったときには、AFのクララのような別れはしてほしくないと心から願います。

ロボットと学ぶようになって自閉症の息子は家での会話も増えた

(チャーリー)


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