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自閉症の子はデザイナーに。私たちの世界に誘う前にしたこと

time 2022/07/08

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

自閉症の子はデザイナーに。私たちの世界に誘う前にしたこと
  • 自閉症の我が子をサポートする最適な方法は何ですか?
  • 自閉症の子どもにとって効果的な学習環境とは?
  • 自閉症の子どもの情緒や感情をどうやって理解し、サポートすればいいですか?

29歳のカイル・ウェストファルは、米ドレクセル大学でデザインの学位を取得し、ファッション史に関する豊富な知識を持つ、新進気鋭のファッションデザイナーです。

しかし、カイルが6歳のときに初めて自閉症と診断された当時、両親はそんな彼の明るい未来を想像できませんでした。
母親のジェニファーと父親のジェフはカイルをどうサポートするのがベストか悩みました。

カイルが成長していた1990年代には、自閉症の子どもたちを支援する最適な方法について、あまり理解されていませんでした。
ほとんどは、行動修正が中心でした。
自閉症の子がどのように行動すべきかという社会的な期待に強制的に従わせようとするものでした。

両親に転機が訪れたのは、自閉症を治療する斬新なアプローチを持つプログラム「Son-Rise」の存在を知ったときでした。

「私たちは偶然このプログラムに出会いました。

自閉症と診断された子どもを持つ女性に会ったとき、点と点がつながりました。
彼女に自分の子どもの行動について話すと、本当に、『わあ、カイルもそうなんだ!』と言うんです」

そうジェニファーは言います。
このプログラムのウェブサイトにはこう書いてあります。

「これまで子どもを助けるために言われたほとんどすべてのこととは違う、むしろ正反対のもの。
私たちのプログラムは、子どもたちを私たちの世界に誘う前に、子どもたち自身のユニークな世界に参加させることで、特別な子どもたちが新たな高みに到達することが可能になることを示しています」

両親はカイルが快適に過ごせるように、おもちゃや毛布など、身の回りのものをすべて置いておける「男の子の洞窟」のような聖域を作ることから始めました。

当時のカイルは自分の感情をうまく言葉にすることができませんでしたが、両親はすべてを受け入れていました。
今、カイルはこう言います。

「文字通り、このプレイルームが自分のために作られるのを見ました。
それは本当にクールでした」

母親のジェニファーは息子のカイルは自分の気持ちを伝えるのが苦手だったと振り返ります。
何かに喜んでいるんだとわかったとき、両親は感情を表す顔のフラッシュカードを見せました。

「カイル、こんな気持ちなの?
やがて息子は、自分が幸せな気分だと言えるようになりました」

カイルは子どもの頃、ディズニーアニメの名作「シンデレラ」に夢中になりました。
それが、カイルがファッションに惹かれる理由になりました。

「私にとってファッションは、シンデレラと同じように、誰かを素敵な気分にさせることができることでした。
魔法の杖でドレスを作るように、自分の人生にもこんなことができたらどんなにいいだろう、と。
今思えば、もちろんファッションの道に進んだのは、子供の頃にやっていたことと同じだからです。
それは、私が進むべき次の段階、次のステップだったのです」

カイル・ウェストファルは現在、大学のあるフィラデルフィアに住んでいます。

「順調です。ファッションの自主企画をいくつかやっています」

そして、カイルはこうした自分と家族のこれまでを記録した映画「Let Me Be Me」を広めるための活動も行ってきました。

「私たちは、この映画があなたの物語に希望を抱かせることを願っています。
部屋から現実の世界への旅、それはまさにつながりなのです」

(出典・画像:米DEADLINE

あわせるようにするより、伸ばすように手伝う。

あわせることも避けることはできませんが、そうして何より、最初に受け入れることが大事だと私も思います。

言葉を話せない自閉症の少年。英ブランドのモデルとしてデビュー

(チャーリー)


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