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自閉症の息子がみんなと同じように楽しむただの少年になる場所

time 2022/08/17

この記事は約 4 分で読めます。

自閉症の息子がみんなと同じように楽しむただの少年になる場所

息子のフィンはプールに行きたいと、水着を指差します。
私や妹の水着など、自分の水着でなくてもかまいません。
玄関に置いてあるビーチタオルでも。

14歳という年頃の男の子にありがちな言葉遣いはなくとも、フィンは自分の欲しいものをアピールします。
泳ぎたいのです。

暑い日に冷たい水で泳ぐのは、フィンのように自閉症や精神的な遅れがあってもなくても、楽しいことです。

フィンは感覚に長けています。
水の感触、蹴る楽しさ、水しぶきを浴びる楽しさ、無重力状態で自由に浮く楽しさを知っています。
これは私たちみんなが共有できる感覚です。

フィンと私が共有していないのは、人の目を感じるということです。
そして夏は、私にとって典型的な嫉妬の季節です。
7月と8月は、私のソーシャルメディアのフィードは、他の人たちのバケーションの写真で埋め尽くされます。
この2年間はそのようなことはなかったが、旅行がコロナ前の水準に戻った今、そうした写真が戻ってきました。

私は発達障害の息子を連れて、海外旅行には行けません。
家族で旅行なんて、もう何年もしていません。
安全上の問題(待つのが苦手、イライラすると突然攻撃的になるなど)があるので、飛行機での旅行は3歳のときが最後です。
泊まるのも問題外です。

でも、夏ならではの楽しみを味わってほしい。
そして、その楽しみの一部を、少なくとも息子と一緒に味わいたい。

s3-3 自閉症の息子がみんなと同じように楽しむただの少年になる場所

市民プールがそれを可能にしてくれます。

入場料も安くて、アイスクリーム屋台のアイスキャンディーよりも安いです。
ここのプールでは、週末の午後4時以降は無料なので、たとえフィンの調子が悪くて帰ることになっても、大きな損をすることはありません。
タオルと椅子は持参で、持ち込めるのは水だけ。スナック類は持ち込めません。
それでも、ネットで見かける豪華なバケーションスポットとは異なり、市民プールはとても包括的な空間であるように感じられます。

私とフィンは、後ろのフェンスまで歩き、バッグとタオルとビーチサンダルを置きます。

途中、水しぶきや叫び声の中で、ポルトガル語、韓国語、スペイン語がちらほら聞こえてきました。
また、性別に関係ないカップルや、日陰に座って布をかぶった女性も見かけます。
このプールは、私がいつもいる他の場所よりも、はるかにいろいろな人たちがいます。

この空間では、フィンの非日常的な行動について説明したり、謝罪したりする必要もありません。
他のどの場所よりも安心して過ごすことができます。

以前は、人前で息子と一緒にいると心配になりました。
息子が突然叫んだり、声を出したりするために、多くの注目が集まってしまうからです。
でも、この市民プールではみんなが笑顔でいてくれるから、少しリラックスできます。

s1-3 自閉症の息子がみんなと同じように楽しむただの少年になる場所

私は14歳の息子を浮かせ、水を蹴るように励まします。
近くでは、小さな娘に泳ぎを教える男性がいます。
体格の差に戸惑う必要もここではありません。

フィンの変な動きも、暴言も、プールの水や大きな音がかき消してくれます。

フィンを家に閉じ込めたり、息子のような人たちだけの空間に閉じ込めたりしたら、フィンにとっても地域社会にとっても損失です。
息子のような子を見れば見るほど、その子の存在を理解し、その行動が身近なものになり、怖さや奇妙さを感じなくなるはずです。

フィンには今日もプールで遊んでもらいます。
そしてフィンのような子どもたちのために、そうでない人たちに理解してもらうのです。

この市民プールで、この生き生きとした姿を前にして、何か深いものが生まれるはずです。
それは、フィンを含むあらゆる種類の違いを受け入れる豊かさです。
ここでは、何も隠すことはない。
注目されることもない。

暑い夏の日、息子はみんなと同じように水遊びを楽しむ、ただの少年になります。

(出典・画像:米wbur

うちの子も水が大好きで、プールにもたびたび行きました。

大きくなってからはなかなか行くことができません。

あの笑顔を思い出すたびに、早く連れていかなければと申し訳ない気持ちになります。

発達障害の子が他の子と同じように遊べる場は孤独の親も助けた

(チャーリー)

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