発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

発達障害の子が他の子と同じように遊べる場は孤独の親も助けた

time 2019/07/16

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

発達障害の子が他の子と同じように遊べる場は孤独の親も助けた

ダニー・スタプレイは、発達障害などの特別支援が必要な子どもが遊べる場所を作りました。
2週間に一度、特別支援が必要な子どもだけが遊べる時間が、屋内遊園地に設けられました。
できるかぎり、穏やかにすごせるようにBGMも流されていなく、照明も自然の光だけです。
8歳の発達障害の息子、ジェイクがこの場所を作ったきっかけです。
ダニーはジェイクを遊ばせたいと連れて行っても、人混みや騒音に苦しみました。
「私たちはいくつかの屋内の遊園地に行ったことがあります。
しかし、ジェイクにはあまりにも騒がしい場所で、すぐにパニックを起こしそうになりました。」
ダニーは地元でジェイクが遊べる場所を探しましたが、見つけることができませんでした。
そこで、屋内遊園地のオーナーのエイプリル・エドワードに連絡をとりました。
「同じような年齢の子どもたちがしていることを体験できる、そして地域の人たちとも交流できる機会を与えてほしい。」
発達障害など特別支援が必要な子どもたちが遊べる機会の提供をお願いすると、快諾してくれました。
「それは良いことだと言ってくれました。」
そして、実現したのです。
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親が見守る必要がありますが、予約する必要もなく、発達障害の子が遊べます。
発達障害の子のきょうだいも一緒に遊べます。
もう、5ヶ月間開催されています。
とても盛況です。
息子のジェイクも楽しんでいるとダニーは言います。
ここで遊べる機会は、発達障害の子どもたちだけに喜ばれているわけではありません。
親たちの助けにもなっています。
発達障害の子の親たちは、まわりの誤解や偏見から孤独になってしまうことがあります。
しかし、ここに来れば同じような親と出会い、子どもたちの遊ぶ姿を見ながらカフェで過ごすことができます。
安全で、まわりの目も気にならない、親にとっても素晴らしい機会となっています。
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この屋内遊園地には、感覚に優しい部屋も設けてあります。
「この部屋をみるとみんながすごいと驚いて、そして喜んでくれています。」
この部屋には光ファイバーによるライト、鳥の声が聞こえる映像などが流されています。
さまざまなおもちゃや設備が整っています。
(出典・画像:英DevonLive
安全で、まわりの目を気にする必要がない遊べる場所は、子どもにも親にとっても本当に素晴らしい場所となります。
こうした時間枠での実現であれば、そうした場所が作りやすいように思います。
どんどん増えたらいいなと願います。
集まる視線で難しかった発達障害の子の家族が外食を楽しめる機会

(チャーリー)


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